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流星said.
龍太くんより一歩下がって後ろをついていってた。
室「ちょっと自販機寄ってもいい？」
と、龍太くんは少し人気の無い自販機へ。
室「... 流星、なんで黙ってたん？」
僕に背を向けたまま、龍太くんはそう言った。
どこか、寂しそうな声で。
この話をされることなんて分かってたし、こう質問されることだって簡単に予想できた。
けど、何回頭を抱えても、良い返しが思いつかんかった。
なんて言えば正解？
なんて答えたらいいの？
考えても、良い答えが見つからんくてただ黙ってた。
室「... 流星、怒ってるわけとちゃうから。泣かんといて？」
大西「... え、？」
龍太くんの言葉を聞いて、頬に手を当てると、いつの間にか涙が流れてた。
大西「な、んで、っ...」
なんで、涙が流れるん。
なにも泣くことなんかないのに。
止めたい、と思っても涙が止まってくれるわけなんかなくて、ただひたすら俯いた。
室「...流星、無理せんでええんやで？
流星はまだまだ子供や、いくら早くにこの世界
入って、多くの大人に囲まれて過ごしてきた
からって周りの子らと何かが変わるわけとちゃう。
流星の周りにはいっぱい大人がおる。大人でも、
ちっさい子でも、同い年でも、もっと甘えてええんやで？」
龍太くんの、優しい声に、優しい言葉に以前と同じように涙が溢れた。
止めようとしていた涙もおかげで全然止まらんくて、拭えば拭うほど、目が腫れていくだけ。
大西「りゅ、たくん...っ、」
室「ん？」
大西「... こわい、っ、.......」
毎日が、朝が来ることが、夜を迎えることが、街を歩くことが
ただただ怖い。
そんな本音を、初めて人に明かした。
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merrr(プロフ) - あみ�鼎気�» コメントありがとうございます。長い間お待たせしてしまってすみません｡昨日更新致しましたので良ければ見てください！ (2019年6月21日 6時) (
レス) id: 06954d9d32 (このIDを非表示/違反報告)
あみ��(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！ お忙しいと思いますが早く更新して頂きたいです！ (2019年6月17日 18時) (レス) id: 07e56c3778 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - お忙しいとは思いますが、更新楽しみにしております。 (2019年4月8日 23時) (レス) id: d51e9f0a32 (このIDを非表示/違反報告)
かぐや - 続き楽しみです！ 更新頑張ってください！！ (2019年3月2日 18時) (レス) id: 067aed111b (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう(プロフ) - merrrさん» いえいえ！ (2019年2月26日 1時) (レス) id: 30768e43d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：merrr | 作成日時：2019年1月27日 11時
