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大吾said.
もう暗いから、といっておおにっちゃんを送ることにした。
暗いから、っていうのもあるけど
ちょっとふたりで話したいことがあった。
大西「ええの？電車途中で降りなあかんし、駅から家遠いけど、」
前までなら、素直に
「ありがとう」
って言うてた。
なんで、断ろうとするん
なんか隠したいことがあるから？
おおにっちゃんの最寄り駅から家まで、いつもなら会話で溢れているはずの俺らの間は沈黙が流れた。
多分、いつも話題作りをしている俺が黙ってるから。
おおにっちゃんに聞きたいことがある。
ご飯に行く時に、様子がおかしかったこと。
でも、聞いていいんか分からんかった。
もし、何もなかった場合
前のことを思い出させて、傷つけてしまうんやないか
でも、もし何かあった場合は ...？
そう考えると聞かなあかん、って気持ちが芽生えてきて、俺は口を開いた
西畑「...あの、さ」
大西「なに、？」
西畑「おおにっちゃん、... 無理、してない？」
そう聞くと、おおにっちゃんは
” え、？ ”
といって固まった。
また、僕の直感は危険信号を出してる。
おおにっちゃんは、何かを隠してる。
西畑「嘘つかんといてや、...俺じゃ頼りない？」
頼って欲しい。
一人で抱え込まんといてほしい。
しばらく黙ってから、おおにっちゃんは口を開きかけた
その直後、突然顔が強ばって、またおおにっちゃんは
大西「...っ、なんもないよ」
と、作ったような笑顔でそう言った。
何事も無かったように、
家に入ろうとするおおにっちゃんの腕掴んで引き止めた。
西畑「おおにっちゃん、」
大西「なんも、...ないから。前のこともあるし、さすがになんかあったら言うよ」
俺の話を遮るように、バイバイ、と笑っておおにっちゃんは家に入っていった。
扉の向こうには玄関のライトに照らされて出来たおおにっちゃんの影が見えた。
なあ、おおにっちゃん ...
今、そこで何考えてる？
何を思ってる？
西畑「...絶対、助けるから」
おおにっちゃんがどこにいても、俺が助けに行くから。
もっと、頼ってよ
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merrr(プロフ) - あみ�鼎気�» コメントありがとうございます。長い間お待たせしてしまってすみません｡昨日更新致しましたので良ければ見てください！ (2019年6月21日 6時) (
レス) id: 06954d9d32 (このIDを非表示/違反報告)
あみ��(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！ お忙しいと思いますが早く更新して頂きたいです！ (2019年6月17日 18時) (レス) id: 07e56c3778 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - お忙しいとは思いますが、更新楽しみにしております。 (2019年4月8日 23時) (レス) id: d51e9f0a32 (このIDを非表示/違反報告)
かぐや - 続き楽しみです！ 更新頑張ってください！！ (2019年3月2日 18時) (レス) id: 067aed111b (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう(プロフ) - merrrさん» いえいえ！ (2019年2月26日 1時) (レス) id: 30768e43d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：merrr | 作成日時：2019年1月27日 11時
