好きなのはお前の方じゃない！！【プロセカ】【神代類】

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突然だけど、僕には好きな人がいる。





コミュ障で、ゲームが上手くて、ツンデレな子。






その人には幼なじみがいるらしい。







たまたま、同じクラスだったから声を掛けようとした。







幼なじみって言っても、てっきり女の人だろうな〜
って思ってたけれど、実物を見た瞬間に思った。








『なんだこの高身長イケメン…』








思わず声に出てしまい、相手の方も戸惑っていた。





しかし、相手より誰よりも戸惑ったのは自分だった。






……え？？？？こんなイケメンと幼なじみで
好きにならないワケなくない？？？？？？？？






確信した。





これは早く告白しないと、この高身長イケメンと あの子が
付き合ってしまう。






なんなら、家も隣同士。






こんなの、乙女ゲーのご都合設定でしか見たことがない。





想定外の出来事に混乱していると、
高身長イケメンが何かブツブツ言い始めた。









「Aくん、君は本当に面白いねぇ…」









この時の変態のような笑みを、僕は今でも鮮明に覚えている。

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