検索窓
今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:8,009 hit

ページ7

「もーそうやって逃げ出すのやめろよー
高校生にもなって恥ずかしいなー」

「ほら、Aさんも唯一の知り合いがいないと寂しいだろー」

炭治郎はぐちぐち言いながら廊下を引きずり俺を教室に引き戻した。

「くっ!!このお節介長男め!!」

「Aってさーもっとさー、髪の毛さらさらつややん!うるうるー!って感じでさード清楚、俺のタイプのど真ん中!って感じだと思ってたんだよー」

「お化粧めちゃくちゃ上手いね?あの子。しかもネイルもバッチリ。
巻き髪ふわっふわよ。ふわっふわ。

可愛すぎない??」

呆れた顔で炭治郎が俺を見る。

「褒めたいのかがっかりなのかどっちなんだ。」

呆れないでくれ、そんなことされたら俺はもう、俺はもう、

長い廊下引きずり回しの刑も終わり、
教室が近づく。


きゃぴきゃぴな声が聞こえた。

「エレナ・スカーレットはおばあちゃんだから、エレスカはおばあちゃんだよ〜

私のことはAって呼んでね〜!!」


その説明は俺がしたかった。
俺が古参アピをしたかったんだ。

もうお友達できたの...?早いね...?

そんなにすぐにキャッキャウフフできるの...?可愛いもんね。


「...ん?何それ、遊戯王でもしてるの?」

ちらっと目に入った彼女と周り、
いつもの俺の友達とかクラスの女子たちが囲んでいた机には無数の紙が散らばっていた。


「これがねー、善逸から初めて貰ったお手紙だよー!」


キャッキャしながらAが見せびらかしていたのは、

「ンミャーーーーー!!!!!!!」


俺がAにかつて送った手紙だった。

7→←5


ラッキーアイテム

革ベルト

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
32人がお気に入り
設定タグ:我妻善逸 , 鬼滅の刃 , キメツ学園   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アリス | 作成日時:2020年12月17日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。