２年は今日も元気です【白鳥沢】

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「お、どーしたの２年どもー」



悪びれる様子もなく、天童さんが言った。


「サクランボ…」

「チェリー…」

「この顔にピンと来たら１１０番」



立て続けに３人がそう言う。




「あーなるほど。賢二郎のチェリーが誰かに食べられたんだネ？」



「そこまで推測られるとは思わなかった。」



天童覚は天才なのかもしれない。


「ちなみに俺は英太くんから貰ったよー」




……やっぱりアイツか。


隣で白布がギリッと歯を食いしばる？音がした気がするのは聞かなかったフリをしよう。



やべぇよベストオブヤンキー白布出てきちまうよ。





「「「合体っ！！！」」」


３人で肩車とか組体操以外で見たことないような気がする。


一番下の太一とかプルプルしてんぞ。


「聞いて驚け！」

「見て笑え！」

「我らウシワカ様の一の子分！」


「「「はいっ！」」」


突如現れた小鬼トリオに驚きを隠せない瀬見英太氏。


「カワニシィ！」

「シラブｩ！」

「ミナモトｫ！」


「今日こそサクランボを返してもらうよ！」


Aがそう言うと観念したように




「すまん……めっちゃ美味そうなサクランボがあったら食っちまった。


天童と五色は俺が共犯にしようとした。


それは認める。だがな、





……お前らの中にも共犯がいるぞ。」

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