２年は今日も元気です【白鳥沢】

突然の茶番 ページ25

「警部ー！！！」


「どうした川西警察官！」



ドアを勢いよく開け、息を切らしながら川西がやってきた。




Aは椅子に足を組んで座り、付け髭をいじっている。





……ここは校長室。


もう一度言う、ここは校長室。



「白布が脱獄しました！！！」


「なんだと……もうすぐ上のヤツらがくるな……

なんとしても我々の責任にはしたくない。」



そして、天童さんがやってきた。


「ちょいちょい、賢二郎逃げたらしいじゃん？

おたくの管轄でしょう？

どうなってるんです？」



これはまた偉そうな歩き方の天童さん。


「よし、川西。アレやるぞ。



手の平を上に向けろ。そして肩の高さまで上げろ。首をすくめて、眉毛を上げる。


知ったこっちゃねーよ、のポーズの完成だ。」




「アイツ凶悪犯(の設定)だから！

逮捕しに行こうよ！？ねぇ！！」



叫ぶ天童さん。

そして焦り始める２人。



「ちょっ、天童さん！

そんなに大きい声出さないでください！」


「マズイですって！」



そんな思いも虚しく、



「君たち、校長室で何してるのかな？


ゲームオーバーだよ。」



にっこにこの大平さんに逮捕されました。

被害者：瀬見英太→←.

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