仕返し。５ ページ5
３日後、私は再び男子寮の二人の部屋へ向かった。
部屋に入ると、
２人も既に床に座っていて、
私が来るのを待っていたみたいだった。
「まず俺から。
例のキスショットの相手なんだけどさ、
俺のクラスのやつだった。」
挙手をして、賢二郎が話し始めた。
「で、なんとキスショットの前日に俺に告白してるわけだよ。
まあ、そりゃあ振るわな。」
割り込んで太一が言った。
傷心に漬け込んだってことか。
とんだクズ野郎だな。
「聞いたところ、そいつらはもうデキてて次の日曜に初デートなんだってさ。
ちなみに、その女はAがその男に付きまとってるもんだと思ってる。
そりゃ恋人に吹き込まれたら信じるよな。」
「へぇ……」
今、私めっちゃ悪人顔でしてる自信ある。
どこまで私をコケにするつもりなんだろ。
「Aの顔すごいことになってる」
おわかりいただけて良かったです。
「そんなAにいいお知らせ。
次の日曜、バレー部はオフです！！！！」
これは、もう予定決まったね。
あとは、人選なんだけど……
「太一が告られた相手だし
相手役は太一がベストじゃない？」
わあ、賢二郎もいい事言うね。
それ最高すぎるでしょ。
いつか跪かせてやりたい。
かつて無いワクワクに、
私も太一も目がキラキラとしてきた。
そんな私たちを見て賢二郎は満足げに笑うと、
「見せつけてやれ、そんで、ボロを出させろ。」
って。
「私、何気に人生初デート」
「奇遇だな、俺もだ。」
休日といえば寝て過ごすタイプの私たちに、
デートというのは厳しいかもしれない。
「でもさ、やってやるしかないよね。」
「脳筋の本気、見せてやろうぜ。」
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推しの嫁になりたい日向斗(プロフ) - 超絶最高でした、私は勿論、太一の手を取ります(友達に、日向斗目がハートになる勢いで太一好きになっとるやんwwww、って言われたので、それに、太一大好きなんで)こんなにいい作品を作ってくれてありがとうございました！ (2020年9月20日 20時) (
レス) id: c282c8b216 (このIDを非表示/違反報告)
鈩 - 最高でした。(*^^*) (2019年9月1日 18時) (レス) id: 4f2f6e9221 (このIDを非表示/違反報告)
八福神(プロフ) - 完結おめでとうございます！！いやー、面白かったｗ (2018年1月18日 0時) (レス) id: 55ef8a2948 (このIDを非表示/違反報告)
Cherry - 私こういう小説大好きです！復讐とかなんか燃えますwww見た瞬間おぉ！？ってなりました！更新頑張ってください！！！ (2017年4月7日 3時) (レス) id: d8f5eaefa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス | 作成日時：2017年4月6日 20時
