隠れていたあの子 ページ4
淳太さんが帰ったあと、隣の部屋からガタンと物音がした。
「ちゃんと我慢できたね、偉いね。
…のんちゃん。」
あたしのベッドに寝転がり、大きな目を潤ませてあたしを見てくる彼の足の指には桃色のペディキュアがあしらわれている。
これは、あたしのペットっていう証。
小瀧「Aちゃ…俺、ちゃんとしたから、我慢したからっ…」
「せやね、偉い偉い。…ほら、膝枕してあげる。」
小瀧「ん、あーと…。」
彼はあたしの3人目のペット。
末っ子気質で、甘えたがり。
本当に犬なんじゃないか悩むくらい甘えんぼ。
あたしの太ももに頭を載せた彼は、あたしのお腹に顔を埋めてすんすんと匂いを嗅いでくる。
それがとても可愛くて、優しく頭を撫でる。
時折首筋や背中をするすると撫でると、彼の腰がびくっと揺れる。
小瀧「今日、俺の曜日やのに…。」
「ん、そうだね。ごめんね、待った?」
小瀧「待った。」
「のんちゃんは賢いから、きちんと待ってくれると思ってたの。」
小瀧「…俺、賢い?」
「うん、賢いよ。賢いのんちゃん、大好き。」
小瀧「大好き…んふふ、」
幸せそうに笑う彼の腰を撫でると、微弱ながらも腰を揺らす。
もう、我慢できないのかな?
「のんちゃん、シャワー浴びておいで?」
小瀧「!」
ばっ、と起き上がった彼の目はキラキラと輝いていた。
「もう、我慢できないでしょ?
たーっぷり、可愛がってあげるから。」
小瀧「おんっ、浴びてくるっ…!」
この後あたしは、とても甘い時間を過ごした。
とても甘い、
桃のように甘い、
大好きなペットとの戯れに身を溺れさせた。
────────
のんちゃんは、でろでろに甘やかされてそうですね。
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みなみ(プロフ) - 終わってしまい、がっかりです。 (2019年6月8日 16時) (レス) id: 34a5132cfc (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 続き、楽しみにしてます。 (2019年4月18日 12時) (レス) id: 34a5132cfc (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - リクエストいいですか?逆らったらどうなるのか詳しく書いて欲しいです。 (2019年2月11日 10時) (レス) id: 34a5132cfc (このIDを非表示/違反報告)
氷牙 - これからも更新頑張ってください! (2019年2月7日 21時) (レス) id: e5fc57acf1 (このIDを非表示/違反報告)
(匡子(プロフ) - ジャニスト可愛いドMの感じいい更新楽しみしてますあと、リクエストでジャニストメンバー全員鉢合わせするみたいなとの見てみたいですご主人様はどんな対応取るか (2019年2月5日 8時) (レス) id: 2aca83cdf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めろんぱん | 作成日時:2019年1月5日 22時