美味しい酒とキス ページ3
(中間視点)
言われるがままに入った女性の家。
あの後、軽く自己紹介をした。
女性は松永Aさんというらしい。
俺より年下。
さらっとした黒髪と白い肌、そして細いながらも出るところは出ている身体付きが男の好みドストライクだろう。
「淳太さん、乾杯。」
中間「ん、乾杯。」
出してくれた酒の名前は忘れた。
飲みやすく、甘みがある酒だったのを覚えている。
「淳太さんって彼女居ないんですか？意外…。」
中間「仕事ばっかりやから出会いが無いねん、笑。」
「こんなにかっこいいのに、勿体ない。」
中間「…っ、はは。上手いこと言うやん。」
向かい合わせに座って談笑していると、俺の手に指を絡めてくる。
細く柔らかな指で、俺の手の甲をするすると撫でる。
どうしてこんなにも男を煽るのが上手いのだろう。
中間「あんまり、その気にさせんといて欲しいなぁ…。」
「…期待、しちゃうから？」
中間「わかっとるやん。」
「期待してください、淳太さん。」
そう言ったAは身を乗り出し、俺の頬に手をあてがうと口を重ねてきた。
ぷちゅ、と唇が当てられる。
柔らかく、新鮮な果実のような甘さ。
「ん、ちゅっ…くちゅ、」
中間「ふ、んぅ…」
舌を絡められ、情けなくもされるがままになる。
熱くとろりとしたAの舌が、俺の口内をまさぐる。
歯列をなぞられたり、上顎を撫でられたり。
あぁ、このまま時が止まればいいのに。
「…ぷは、…ふふ。可愛い顔。」
中間「っ、ん…？」
「蕩けた顔になっちゃってますよ？」
中間「そんなことっ、言うなや…！」
そう言うと、Aはふふっと笑った。
年下の女性に主導権を握られているようで、腑に落ちなかった。
でも、心地いいと思ってしまうのは何故だ？
悩んでいると、こんな言葉を投げかけてきた。
「あたしの新しいペットになりませんか？」
なんてことを言い出すんだ、この子は。
そしてなんで頷いてるんだ、俺。
「ふふ、新しいわんちゃん。」
俺は今日から、わんちゃんらしい。
契約としてか何なのか知らないが、この後俺らはさっきよりも甘いキスを繰り返した。
何度も、何度も。
舌がふやけるんじゃないかと思うほどに。
「あたしが、これからご主人様ですよ…。」
きゅん、と下腹部が疼くのがわかった。
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みなみ(プロフ) - 終わってしまい、がっかりです。 (2019年6月8日 16時) (
レス) id: 34a5132cfc (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 続き、楽しみにしてます。 (2019年4月18日 12時) (レス) id: 34a5132cfc (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - リクエストいいですか？逆らったらどうなるのか詳しく書いて欲しいです。 (2019年2月11日 10時) (レス) id: 34a5132cfc (このIDを非表示/違反報告)
氷牙 - これからも更新頑張ってください！ (2019年2月7日 21時) (レス) id: e5fc57acf1 (このIDを非表示/違反報告)
(匡子(プロフ) - ジャニスト可愛いドMの感じいい更新楽しみしてますあと、リクエストでジャニストメンバー全員鉢合わせするみたいなとの見てみたいですご主人様はどんな対応取るか (2019年2月5日 8時) (レス) id: 2aca83cdf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろんぱん | 作成日時：2019年1月5日 22時
