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天使はどっち? ページ12

(神山視点)







月曜日は専門学校が早めに終わる。
だからいつもとは違う、入り組んだ路地を歩いて自分の家とは違うこじんまりとした一軒家に入る。









「おかえり、とも君。」

神山「ただいまぁ」

「リビングでくつろいでてね、お茶入れていくから。」

神山「ん、ありがとう!」









この女性はAさん。

とっても綺麗な人で、職業は画家。作品を見せてくれんからわからんけど、そこそこ有名らしい。

月曜日は、ここが俺の家。









「はい、紅茶で大丈夫だった?」

神山「うん、ありがとう!」

「ふふ、熱いから気をつけてね?」

神山「わかった、…!」









俺が腰掛けてたソファーに同じく腰掛けるAさん。
わざとなのかどうなのか、俺にピッタリとくっついている。








「とも君、おいで?」

神山「…ん、」

「月曜日は疲れるもんね、ちょっとリラックスしよっか?」

神山「…俺、Aさんの膝枕好きやから、嬉しい…。」

「ふふ、そっかぁ。いっぱい、リラックスしようね。」









細いのに柔らかい太ももに頭を乗せると優しく髪を梳くように頭を撫でられる。

Aさんのもう片方の手は、小さい子をあやす様に俺のお腹をトントンと優しく叩いている。





うとうとしてくる。でも、寝られない。









神山「はぁっ、んっ…」

「男の子はここをマッサージしてあげると、気持ちよくなれるらしいよ。」

「お腹、下の方、熱いっ…」

「んふふ、そうだね。」









へその下あたり…言い換えればモノの上あたりをぐりぐりと指圧され、いやらしい所は何も触られていないのに下腹部がきゅんと疼き始める。


腰がゆらゆらと揺れてしまい、恥ずかしいけどこのじわじわとせり上がってくる快感に我慢できずに悶え始める。









「んふふ…とも君可愛い。」

神山「は、ふぅ…!可愛く、ないっ…!」

「可愛いよ。髪の毛も金髪だし、天使みたい。」

神山「天使って、何やそれ…ひァ!?」

「ふふ、マッサージおしまい。」









手を離されたが腹の中はじゅくんと熱いままで、何も弄られていないのに下半身がじぃんと熱い。


あまりにも微弱な快感で、視界がじわりと滲む。

Aさんを見ると、女神のような優しい笑みを浮かべていた。



Aさんの方が、天使みたいやのに。









「天使みたいに綺麗で、もっと汚したくなる。」







そう呟いた声は、俺には聞こえないまま寝付いてしまった。

まるで綿菓子→←蕩けた月



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みなみ(プロフ) - 終わってしまい、がっかりです。 (2019年6月8日 16時) (レス) id: 34a5132cfc (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 続き、楽しみにしてます。 (2019年4月18日 12時) (レス) id: 34a5132cfc (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - リクエストいいですか?逆らったらどうなるのか詳しく書いて欲しいです。 (2019年2月11日 10時) (レス) id: 34a5132cfc (このIDを非表示/違反報告)
氷牙 - これからも更新頑張ってください! (2019年2月7日 21時) (レス) id: e5fc57acf1 (このIDを非表示/違反報告)
(匡子(プロフ) - ジャニスト可愛いドMの感じいい更新楽しみしてますあと、リクエストでジャニストメンバー全員鉢合わせするみたいなとの見てみたいですご主人様はどんな対応取るか (2019年2月5日 8時) (レス) id: 2aca83cdf5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めろんぱん | 作成日時:2019年1月5日 22時

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