王様ゲームするよぉ！【実況者】

太陽 ページ3

奈緒 side



A「皆、仲良しだねぇ〜」

Aの言ったその言葉に、僕は心の中で肯定する
現実ではこんな事も出来ないのが少し悲しい、
どうしてこうも素直になれないんだろう


く友達に教えて貰って、来ました
く教えた


A「お！ナイス〜？」

奈緒「いらっしゃい」

無愛想に言葉を並べる
そんな僕の事を好いてくれるのだからリスナーさんは
とても優しいと思う


くキノさんってツンデレですよね
く↑萌えるか？
く↑萌えるよ


不意に流れていたコメントの１つに目がいく
ツンデレ？僕が？......そうなのかな


く突然だけど、
キノさんと、サンの出会いって何きっかけ？


A「え！？本当に突然だなぁ.....
僕たちは幼馴染で、家が隣だった、
それでよく遊んでたんだよ」

.......そうか、彼にとっては僕は幼馴染....
仲がよかったから、こうして誘って来た
たったそれだけ.....か

私にとってはヒーローなのに、
いじめにあってた僕を助けてくれた
誰よりもカッコいいヒーロー


A「今ではもう親友なんだぞ？」ニコッ

奈緒「え！？」

A「！？違うの？」

奈緒「あ、いや.....その...
親友って思っててくれてたんだなって」

A「え？当然でしょ」


くイチャイチャするな
くリア充は爆発しろ
く俺らのキノさんを返せ
く感動的だねー(棒)


A「なんだよ、お前ら！
イチャイチャしてないだろ！？」

.....凄く嬉しい、そっか、親友って思ってくれてたんだ

奈緒「っ......ぐすっ」

A「え！？」


くうわぁ、泣かしたサイテー
くサンの好感度⤵⤵⤵
くクソだな
く氏ね


A「ちょっと待って！？批判が酷い！
あと氏ねはヤバイだろ！」

奈緒「.....wナイスコメントww」


くキノさんが笑った！
くコメントしてよかった
く↑有能


奈緒「あ、はははっwww」

ヤバイ、なんでだろ、凄く楽しい
やっぱりサンに...Aに会ったおかげかな


A「うわぁ、キノまで酷い」




ピンポーンッ




A「あ、ごめん出てくる！」


く行ってらっしゃい
くさっさと行け
く出来るだけ早く〜


A「ツンデレが多いね〜、行ってくる」

奈緒「ん、行ってら」

ありがとう、A、
お前は僕の太陽みたいな存在だよ、明るくて優しい、
お前が気付いてなくても....ね






「あ、ごめん撮影中？」

A「大丈夫〜、何の用？」

「そう？...えっと、実は」

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