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ひゃくよんこめ「裏切り」 ページ4

そこにあったのは瓦礫だった。

「チッ・・・考えが甘かったわね」

「ビルが跡形もなく崩れるなんて・・・爆発でも起きたみたいに・・・・・・」

「ミス・リツカ、これはおそらく、サーヴァントどうしで戦闘が起こったのよ。
私達の留守を狙って襲撃をしたんだわ。それにしても・・・・・・こんなに派手にやるなんて、相手はなりふり構わないのね」

「みんな無事かなぁ・・・、ねぇリアム、みんなの様子とか見えない?」

「無茶言わないでよユエファ!
僕の目は、時間の流れを筒状にして遡って、過去とか隠されたものを見て、引っ張り出す魔眼だから・・・今どうしているかはわからないよ。
でも、ここで何があったかくらいはわかるかな」

リアムがそういった後、瞳が光り始めた。

「うーん、エリスの推測の通り、ここでサーヴァント戦があったみたいだ。
ただ、問題が増えたな・・・」

「問題?」

リアムに問いかける。

「どうやら、裏切りがあったみたいだ」

「うっそー!!誰?誰が裏切ったの?!」

「裏切り者は───

───エイベルだ」

ひゃくごこめ「逃走」→←ひゃくさんこめ「受肉したサーヴァント」



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作者名:亜沙美 | 作成日時:2019年9月30日 0時

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