Episode14 ページ16
Aside
A「…う。」
眩しい光が顔にあたって目が覚めた
あの後、そのまま夜遅くまで調べていたせいで書庫で寝てしまったらしい。
A「う…体が痛いな」
体を起こすと何かが体からずり下がった
A「オビの服」
それと同時にお腹の上に乗っていたのかヒイラギも転げ落ちた
A「あ、ごめん」
ヒイラギ「もう起きたのか。私の眠りを邪魔するとは…いい度胸だな…」
A「ご、ごめんったら。ところでオビは？」
ヒイラギ「お前が寝たら外へ出て行った。」
A「そう。」
彼は白雪って言う子の護衛もしてると聞いた。
A「大変なんだろうな」
ヒイラギ「…。お前いつまでここに居座るつもりだ？もう大したことないだろう？」
A「…そうね」
そうだ。私は拾われた身だ。
城に居座る訳にはいかない。
A「運命の日まで…あと26日」
オビの服を抱えて階段を駆け下り、庭園まできた
A「たしか…薬室の方にいるんだったっけ？」
ヒイラギはいつの間にかいなくなっていた
A「本当…自由なんだから」
ふと、何者かの気配を感じて振り返る
A「…誰だ。」
・
・
・
気のせい…だったか。
足速に薬室へ向かう
・
・
・
ガチャ
「おや、初めて見る顔だね。新入りさん？」
ドアを開けると銀髪の女の人が出てきた
なんの躊躇いもなく開けてしまったことに後悔した
A「あの…オビを探していて」
「あー、オビくんか！オビくんなら白雪くんと一緒にロカ園にいるよ」
A「ロカ園…」
「あ、わからないわよね。案内するわ。紹介が遅れました、私はガラク。この薬室の薬室長をしてます」
A「私はAよろしくお願いします」
ガラク「よろしくね、Aくん。ついてきて、こっちよ」
A「はい」
…ここには人がいい人が沢山いるな
私は彼女に続いて歩き出した
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メロ - だんだらくんさん» ありがとうございます！がんばります！ (2019年2月4日 21時) (
レス) id: c7822b1b96 (このIDを非表示/違反報告)
だんだらくん(プロフ) - ボクオビが好きなのでお気に入り登録しました！面白いです！更新頑張ってください！ (2019年2月3日 19時) (レス) id: d49cafce35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メロ | 作成日時：2019年1月29日 21時
