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「きた！！！！！」
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呼び出しのベルが鳴った途端
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玄関の扉まで走ってしまったけれど
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こんなに待ち遠しくしてたなんて悟られない為に深呼吸深呼吸
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「スゥー、ハァー」
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ｶﾞﾁｬｯ
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『こんにちは』
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扉を開けると久しぶりに会う大倉さんは
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前よりも髪が短くって茶髪になっていて
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私の心臓がすごい音をたてているのが分かった。
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「こんにちは！お久しぶりです」
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「良い部屋じゃないですけどどうぞ」
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『おじゃましまーす』
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『良い部屋じゃないってどんな部屋なん〜』
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少し低い声で笑いながら私の後ろをついてくる大倉さんは
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『綺麗過ぎるやろー』
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『こんな綺麗な部屋緊張するわぁ』
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なんて部屋を褒めてくれてるけど
私もこんなに部屋を片付けた事なんてないから
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すごく居心地悪いです！緊張します！(笑)
心の中で全力で大倉さんに同意した。
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ゆかり(プロフ) - 初めて読ませて頂きました。凄くドキドキして続きが気になります！更新楽しみに待ってます。 (2020年3月11日 21時) (
レス) id: 68b1c55571 (このIDを非表示/違反報告)
マッキー(プロフ) - 更新お願いします！！ (2020年3月10日 1時) (レス) id: 7ace672259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椿 x他1人 | 作成日時：2018年5月13日 0時
