【イラスト付き】亡国との悲恋。

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朝…いや時計を見ると11時過ぎ、目が覚めた。

『あ…下着……』

眠い目をこすりながらリビングの方へ向かう。

そこにはお昼ご飯の用意をしているルートと……


ギルの彼女、リアリスがいた…。

リアリス「あら、なんであなたがいるの？」

少しほほえみながら言った。

この笑顔…なんとなく怖い。

リアリス「それにその服何かしら？女性として恥ずかしくないの？」

そう言われて思い出す。

そうだ、下着も着てないんだった！

ルートが買ってきたんじゃないの？！

ちらりとルートの方を見ようとしたら誰かがドタドタと家の中に入ってきた。

勢い良くドアを開けたのは…

ギル「Aー！パンツ買ってきたぜー！しかもほぼ紐だぜ！！！」

そう言ったギルの手にはものすごくセクシーな下着……。

リアリス「…なに？どうゆう関係？浮気？」

ギル「だー！！！っんでお前がいんだよ！これは誤解だ！！」

…痴話喧嘩だ。

趣味の悪い下着を持って着替えに行こうとしたとき、ルートに声をかけられる。

ルート「A、すまないな。実は兄さんが買いに行くっていうものだから任せたらその……布の面積が少ないものを…」

『パンツって言わないよねこれ。ないから履くけどさぁ…』

しかも今日これで会議に出なきゃなんだよなぁ……。

諦めたように渋々私は着替えにリビングから出ていった。

その時リアリスがこちらを見て睨んでいたように見えた…………。

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