検索窓
今日:6 hit、昨日:6 hit、合計:4,031 hit

03 ページ4

一目惚れだったと思う。

初めて見たときからあの綺麗な瞳に夢中になっていた。

けど私の好きな人には恋人がいた…。

こればっかりは仕方がない。

私はあっさり想いを封印した。



「A」

会議が終わったあと呼び止められる。

『あ、ルート、どうしたの?』

ルート「いや、その相談というかだな…」

なんだか周りを気にして話しにくそうにしていた。

『んー……こっちで聞くよ』

そう言って私は会議室とは真反対にある扉を指した。



◌ 。˚✩◌ 。˚✩◌ 。˚✩◌ 。˚✩◌ 。˚✩◌ 。˚✩◌ 。˚✩◌ 。˚✩◌ 。˚✩


『で、どうしたの?』

部屋に入るなり私は率直に聞いた。

ルート「あー…最近無言電話が多くてだな…」

『へぇ…』

ルート「あとは女性につけられてる気がするんだ…」

『ストーカーじゃん!』

ルート「なっ…やはりか?!」

どうやらストーカー被害にあっていたようだ。

ルート「女性だからどうしたらいいのかわからなくてな…」

男なら躊躇わなく捕まえれるが…、と小さく呟いた。

『ストーカーでしょ?私が彼女のフリしたら諦めるでしょ』

ルート「いや、Aには迷惑かけられない」

じゃあどうするの?と聞くとルートは黙って考え込んでしまった。

『彼氏もいないし、全然いいよ!』

ルート「うむ……ではしばらく家にいるということか」

えっなんで

ルートん家?

いやいるじゃんギルいるじゃん。

私の初恋!!

ルート「む、なにか都合が悪いか?」

『いやいやいや大丈夫』

ひぇ〜言っちゃったぁ…。

こうしてしばらくルートの家にお世話になることになりました。

04→←02



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

猫目石(プロフ) - 凄く続きが気になります。コロナに気を付けてくださいね。 (2020年11月29日 16時) (レス) id: 5676b10c1c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 絵のプロイセンが可愛いですね!体調の方はお気をつけてください…。最近何かと流行っているようですし。 (2020年1月27日 21時) (レス) id: 7a83baf5c4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:めろめろでぃ | 作成日時:2020年1月11日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。