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それから山井へ声をかける人物はいなくなった。
しかし、山井は北沢への当たりを変えなかった。
変わったのは山井が1人でいることが減ったこと。
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「…だから、何であんたがいるわけ？」
西川「お前こんな気持ちええ所で飯食うてたんかー」
「聞いてんの？」
西川「ん？あぁ、お前のこと知ろうと思うてな」
「頼んでないし」
西川「まぁええやん、俺がおりたいからここおんの」
「……気持ち悪っ」
西川「はは、言うなぁお前、これやるから許してや」
西川がポケットから出したのは山井の好きなパックジュースだった。
「…いらない」
西川「ええからええから」
「これ嫌い」
西川「嘘いえ。お前、お昼はいつもこれ飲みよる」
「ストーカー」
西川「ええから、やる」
「……ありがとう」
まさか山井の口から「ありがとう」を聞けると思っていなかった西川は目を丸くしていた。
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涼菜 - すごく面白いです！ (2017年7月25日 19時) (
レス) id: 2e247936fd (このIDを非表示/違反報告)
ももは - この小説すごい面白いです！ (2017年7月24日 21時) (レス) id: 2d0694aa6d (このIDを非表示/違反報告)
眞莉恵 - 続き、楽しみにしてます！ (2017年7月18日 2時) (レス) id: a8c9eeea06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もとかわ | 作成日時：2017年7月16日 23時
