お菓子が18個 ページ19
やがて走っていくと最初にあった大きな木が見えてきた。
くっそ、帰れる道は反対側か...。
大きな木の横を走り抜けチラッと月を見る。
するともう月は空のてっぺんと地面の半分まで傾いている。
ヤバいヤバいヤバい...帰れなくなっちゃうって!
ゴォッ
バーーーーーーーーン!!!!!
へっ!?なに!?
怖いが、恐る恐る後ろを振り返るとあの大きな木はゴウゴウと大きな音をたてながら燃えていた。
ら「ヒッ」
.......俺は何も見てない俺は何も見てない...
レ「うわっ?!?!」
俺が再び前を見ると、レウさんがそう叫んだのが聞こえた。
よく目を凝らすと、崖...みたいなのがあり、橋はゆらゆらと揺れているのが見える。
一番前のみどりくんはもう渡り始めていた。
なんかよくわからない人はちょっとずつ近づいているし...。
てか疲れてきてるし...。
いっそげ!いそっげ!!!
・
・
・
ら「はぁ...はぁ.....」
コ「らっだぁ〜!きょ〜さ〜ん!速く〜!!」
みどりくん、レウさん、コンちゃんはすでに渡っていてきょーさんは今渡ってる途中。
俺も橋まであとちょっと...!
よし!着いた!
後は橋を渡るだけ...。
きょーさんはもう向こう側に着いていた。
橋は縄で出来ていたが足元はちゃんと板があって、走って渡る事は出来たが揺れているからあんまり速く走る事は出来なかった。
まぁどっちにしてももう大分体力がない。
チラッと下をみるとザァザァと水が流れていた。
すごく下だから落ちたら......いや考えないでおこう。
だがもうすぐ渡れそうだ。
ふぅ...やっと安心か?
そう思ったとたん。
ギチギチギチギチ...ブチッ!!
...へ?
足元と体が後ろに傾いていることが分かった。
__落ちる。
__嫌だ、死にたくない。
...バッシャーン!!!
...しかし、俺の体は落ちていなかった。
き「引き上げろっ!!!」
「「「「せ〜〜〜のっ!!!」」」」
逆に気が付くと俺の体は地面にちゃんと引き上げられていた。
...たす...かった......?
そっと下を見ると橋の瓦礫が落ちていて
前を見るとみんなが居て。
...助かったんだな。
ら「ふぅ.......」
と息を一つ吐き
ら「...ありがと、みんな」
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メロディ(プロフ) - ソフィアさん» 小2で140って......かなりおっきいですね...。クラスで一番背が高いんじゃないですか?私多分小4で140だった気が... (2018年11月25日 21時) (レス) id: 1ece2967ba (このIDを非表示/違反報告)
ソフィア - メロディさん» 今の小2バグってる…ちがうか、小2で、140の私が、バグってるんだ… (2018年11月25日 21時) (レス) id: 9f5b306141 (このIDを非表示/違反報告)
メロディ(プロフ) - ソフィアさん» そうですねぇ...調べたら去年の小3男子の身長はそうらしいですね。今の小学生ちっちゃい........(((((最後まで読んでいただきありがとうございました! (2018年11月25日 16時) (レス) id: a4970b1a29 (このIDを非表示/違反報告)
ソフィア - &歳同じありがとうございます! (2018年11月25日 16時) (レス) id: 9f5b306141 (このIDを非表示/違反報告)
ソフィア - え、小3で、128なの?(小2で、140) (2018年11月25日 16時) (レス) id: 9f5b306141 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メロディ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/merodexi032/
作成日時:2018年10月7日 14時