ハロウィンの夜の伝説

お菓子が12個 ページ13

女の子は俺の手を乱暴に引っ張り、近くの岩の陰に連れて来た。




手がいてぇよぉ；；

おーいおいおいおい；；




『速く！ここに隠れて！

　絶対出てきたらダメだよ？物音もダメだからね！』



き「あ、おい！ちょ！」




女の子はそう早々と言うとまたさっきの場所に戻っていった。


もうな〜んなんだよあの子；；




レ「お〜い、らっだぁ？大丈夫か〜？」



ら「だいじょーぶじゃねーよ！いて〜よ！」



コ「シッ......静かに...。
　 誰か来た」





俺が少し大きな声で言うとコンちゃんが口に人差し指をあてそう言った。

コンちゃんと一緒に、岩の向こうを見ているみどりくんが
「ｳﾜ...ﾅﾝﾀﾞｱｲﾂ.....」と顔を引きつらせそう言ったので俺もすこ〜し覗いた。




ら「え、...なにあの人......。
　 人間じゃないじゃん」




俺がそういうときょーさんレウさんも覗き「うわ...」とか「うお...」だとかそういう声を漏らす。
向こう側に居たのは、完全全身いつかテレビでみた狼
しかし、俺らと同じように二本足で立っていた。
しかもその人(？)の前にはさっきの女の子が立っていた。


え！？危ない

そう思って飛び出そうとしたがきょーさんに止められてしまった。

.......




「A、人間は見つけたか？」



『いえ......お父様』





そんな声が聞こえてきた。


A、そういわれてあの子は返事をした

ということはあの子の名前だろうか。


ていうかお父様？？？

人間？？？


ますます意味が分からない。




A(？)ちゃんは人らしき人と少しの間喋ると
その人は、またどこかへ去っていった。



......目があった気がするのは気のせいだな



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
やっぱりハロウィンまでの完結は無理でした(^ｐ^)

もう少しお付き合いくださいm(_ _"m)

お菓子が13個→←お菓子が11個

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す