佐藤さんと氷織くんふたたび ページ3
氷織「Aパイセーン!!!!!!!!」
「え、氷織くん!?」
今まで佐藤さんだったのに急に名前呼びになったのか……
いやそんなことはどうでもよくて。
なぜ氷織くんがここに。
氷織「ひっさしぶりじゃーん!!」
「あ、は、ええ、ホントニネ……ど、どうして氷織くんがここに?」
氷織「あれ?言ってなかったっけ?俺ラノベ作家なの。今度俺の作品がアニメ化されることになってさ!その打ち合わせに来てたんだ」
「ラノベ作家!??!?初耳だよ……姉弟そろってすごいなぁ」
姉弟揃ってアニメ関係に携わっているのを見ると、やっぱり2人とも梅原に影響を受けたところがあるんだろうか。
氷織「そう!!そのおねーちゃんのことなんだよ!!」
「は、はぁ……」
氷織「おねーちゃんが裕一郎お兄ちゃんのこと諦めたって聞いて!!Aパイセンのおかげだよー!!!」
「いや、私は特に何もしてないって……」
氷織「でもおねーちゃんはAパイセンの熱意に負けたって言ってた。本当に嬉しくて、敬意を称して佐藤さんのことAパイセンって呼ぶことにしました!!」
あー、と納得した。
雪歩が気を遣ってくれたのか。
そうだ。まだ氷織くんには梅原と付き合ってること言ってないんだ。
「特に何かした自覚はないけど……役に立てたなら良かったよ」
氷織「それでね、俺おねーちゃんに告ることにした!!!!!」
え。
「ええええええええええええ!!!!!!?」
氷織「ちょ、Aパイセン、あんまうるさくしたらダメだって」
「い、いやちょっと待ってよぉ……まだ早いんじゃないの……??まだ雪歩が梅原のこと諦めたってだけだよ?」
手が早すぎておばさん心配だよ……最近の若い子ってそうなのかしら………
氷織「そんなことないって。Aパイセン結構な大人だからか恋愛だと結構奥手だよねー」
うっ…痛いところを突かれた。
20代になったばかりの氷織くんに言われるとかなり心にくる。
これがジェネレーションギャップ……?(ちがう)
氷織「とにかく!協力してくれるって言ったでしょ?」
「ああうん……好きな時に相談してきなね」
氷織「わーい!Aパイセンありがと!じゃあねーっ」
氷織くんは風のように去っていった。
若者のパワーはすごいな……どっと疲れた。
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めろんぱん(プロフ) - 華名嘉さん» お待たせしましたぁぁ!!帰ってきました!!何回も読み返していただけたたなんて感涙ですありがとうございます更新がんばります!! (2021年9月17日 20時) (レス) id: f8f131bd0c (このIDを非表示/違反報告)
華名嘉 - わぁぁぁぁ!帰ってきてくださったんですね(´;ω;`)この小説ほんとに好きで何回も読み返してました!!!!!!主様のペースで更新頑張ってください!!!楽しみにしてます(≧▽≦) (2021年9月17日 15時) (レス) id: df2eb067ab (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - うたプリ大好き?さん» 更新していくつもりです!お待たせしてすみません…!! (2021年9月17日 10時) (レス) id: f8f131bd0c (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - マリさん» ありがとうございます( ; ; ) (2021年9月17日 10時) (レス) id: f8f131bd0c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2021年7月21日 13時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めろんぱん | 作成日時:2020年3月25日 20時