本編に疲れた人のための番外編：不思議の国の佐藤さん�� ページ30
「んっま……このシャルロットケーキさいこー」
西山「でしょー？お煎餅いる？」
「いらない。そーまくーん、紅茶おかわりくださーい」
斉藤「はいはーい」
西山「ねぇひどいよさっきから…w」
「はいはいごめんごめん。こたちゃんもイタいうさ耳つけてるけど、ここってどこなの？」
西山「え？Aちゃんどうしたの急に」
斉藤「Aちゃんは昔からここの国の住民だよね？」
「え、」
どうやらここは、私の住む日本という国ではないらしい。
話を合わせるしかなさそうだった。
「ごめんごめん。実は別の国から来た友達がこの国のことを知りたがってて、政治をおさらいしておこうと思ってね」
いやもちろん全部嘘ですけど。
よくもまぁここまでペラペラと嘘が出るもんだなぁと自分でもびっくり。
そろそろ詐欺師になれるかも。
西山「まったくもー、自分の国のことくらい覚えておきなってー」
「私バカだからわかんないの。教えてー」
斉藤「まずこの国は王である梅原裕一郎様が治めてる。それはしってるよね？」
「そ、それぐらいしってるよ！」
まあ知らなかったんだけどね。
なるほど、王様が梅原か……
西山「で、成り立っている国がここ、ウメハランドね」
「ウメハランド……！？w」
紅茶を飲みながら、必死で笑いをこらえる。
斉藤「え、どうして笑ってるのw」
「な、なんでもない……w」
木村「おうおう、Aじゃん、何してんの？」
「あっりょーへーさん」
そこには、猫の耳と尻尾がついた良平さんがいた。
かわいい…
西山「良平さん、Aちゃんが江口さんを探してるみたいなんですけど見てないですか？」
木村「今日は王様に呼ばれてるって言ってたから、お城の方じゃない？ついてってあげよっか？」
「いいんですか！？」
木村「いーよいーよ。じゃ、お二人さん、Aは貰っていくね、ばいばーい」
斉藤「えーもう行っちゃうの？あとでまた来てよー、Aちゃん」
西山「待ってるからねー？ばいばーい」
2人に手を振って、猫良平さんについていく。
木村「お城まではそんなにないから、歩いていこうか」
「王様って怖いんですか」
木村「まぁね。普通に処刑とかしてるし。……王様に会うのに、1人で大丈夫？」
「余裕ですよ」
私は笑顔で良平さんに答えた。
「梅原ですもん」
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武田(プロフ) - ｳﾜｰｰｰｰｰｯ!!!!お疲れ様です！4期！？！ｳﾜｰｰｰｰｰｯ！！！ (2020年3月25日 20時) (
レス) id: 784988d0c1 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - 武田さん» 更新しましたー！ (2020年3月25日 18時) (レス) id: f71b6a4421 (このIDを非表示/違反報告)
武田(プロフ) - 更新待ってます…ｯｳｳ (2020年3月25日 2時) (レス) id: 784988d0c1 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - なっちゃんさん» はじめまして！読んでいただきありがとうございます…！そう言っていただけるの本当に嬉しい…たった今更新しました！ぜひご覧ください！ (2019年9月22日 16時) (レス) id: 609d647ec0 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - はじめまして！梅ちゃんが好きで読み出したらハラハラと2人の絶妙な距離感がたまらず一気読みでした(^^)2人の行方がきになります！無理せず更新頑張ってください (2019年9月18日 3時) (レス) id: 956805fd15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろんぱん | 作成日時：2019年5月6日 13時
