本編に疲れた人のための番外編：不思議の国の佐藤さん�� ページ29
「！！？？」
江口「いっそげー！！梅ちゃんに怒られるーーー！！」
「幻覚かな、うさ耳をつけて走ってる江口が見えるんだけど」
江口「幻覚じゃないよ！！Aちゃん急いで！！」
「は！？本当に江口！！？ちょ wwwwうさ耳とかイタすぎ wwww」
江口「笑わないで wwwwはやく wwww」
「わかった wwwwわかったから wwww」
私は、幻覚ではなかったうさ耳をつけてゴシック調のジャケットを羽織っている、イタい江口を追った。
「ちょ……待ってって江口……あし、はやすぎ……」
江口「だいじょーぶー！？？そこ足元悪いから気をつけぐはぁッッッッ」
突如、前方にいた江口が姿を消した。
あわてて先へ進む。
すると、木の根元に大きな穴が開いていた。
どうやら、落ちたらしい。
「うっわ、だっさ……しかたないなぁ、助けに行くか……」
穴の奥は真っ暗で何も見えない。
「……いくしか、ないかぁ」
軽くジャンプして、飛び込む。
「う、わ、ぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁあ ぁ！？！？」
思った以上に深かったその穴は、私に○ワーオブテラー並みの恐怖与えたのだった。
「ぐはっ」
ばいん、と何かにバウンドして、柔らかい地面に着地する。
ゆっくり起き上がってみると、周りには赤と白の水玉模様がグロテスクなキノコの森だった。
ベニテングダケ、か。
なんて哲学的なことを考えてる場合じゃない。
「江口、追わないと……ん？」
どこからか、甘いお菓子と紅茶の匂いがする。
それとともに、賑やかな声。
「こっちから？」
キノコの中をくぐり抜けると、テーブルがあり、そこでわいわい紅茶を楽しんでいる人たち。
シルクハットを被ったそーまくんだった。
斉藤「わーAちゃん！いらっしゃい！」
「わ、そーまくん！？」
斉藤「俺だけじゃないよ〜」
見ると、今度はうさ耳をつけたこたちゃんがいた。
西山「やっほー、お煎餅いる？ ？」
「いらない。江口見なかった？」
西山「ねえひどい…w」
斉藤「んー？見てないなぁ…ここで待ってたら通るかもよ？お茶してかない？」
西山「ちゃんと洋風なお菓子もあるからー！ね？」
テーブルの上のマカロンやケーキをチラ見。
う、おいしそう。
「ま、まぁちょっとだけなら」
江口探しの旅、早くも足止め…？
つづく
本編に疲れた人のための番外編：不思議の国の佐藤さん�□�←佐藤さん4期始動！！(予定)
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武田(プロフ) - ｳﾜｰｰｰｰｰｯ!!!!お疲れ様です！4期！？！ｳﾜｰｰｰｰｰｯ！！！ (2020年3月25日 20時) (
レス) id: 784988d0c1 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - 武田さん» 更新しましたー！ (2020年3月25日 18時) (レス) id: f71b6a4421 (このIDを非表示/違反報告)
武田(プロフ) - 更新待ってます…ｯｳｳ (2020年3月25日 2時) (レス) id: 784988d0c1 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - なっちゃんさん» はじめまして！読んでいただきありがとうございます…！そう言っていただけるの本当に嬉しい…たった今更新しました！ぜひご覧ください！ (2019年9月22日 16時) (レス) id: 609d647ec0 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - はじめまして！梅ちゃんが好きで読み出したらハラハラと2人の絶妙な距離感がたまらず一気読みでした(^^)2人の行方がきになります！無理せず更新頑張ってください (2019年9月18日 3時) (レス) id: 956805fd15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろんぱん | 作成日時：2019年5月6日 13時
