雪が降る青空は

42 ページ44

渡辺side






照達と無事仲直りし、残る抗がん剤治療も後3日で終わりを迎えようとしていた









今日は誰が来てくれるのかな









なんて思ってたらちょうど来たみたい








ちょっと騒がしくね？笑






いや、いつも通りか？笑








佐/深「翔太っ！！！」







よりによってこのうるさい2人かよ笑


まだ康二がいないだけボリュームは収まってるけども…









渡「お前らうるせーよ笑丸聞こえだぞ？」









佐「え？嘘、やば笑ごめんごめんっ」








深「今日はちょっといい知らせがあって」









渡「なに？」









深「なんと、来年も……滝沢歌舞伎が決まりました!!!」







渡「おおっ、やったじゃん！成功するように応援してる、俺。」








佐「何言ってんの？翔太も出るよ？」









渡「え？いつやんの？」









深「来年の年明けから」









渡「いやいやいや、無理でしょ笑いつ治るかもわかんないし、治っても体力戻るかわかんねーよ？」









深「ほんとは舞台に立って欲しいけど、ダメそうなら声だけでも出演して欲しいって、タッキーが」








佐「声の仕事翔太に先越されちゃったなぁ笑」








深「いや、アニメとはまたちげーから笑で、どうする？…っていうか出ないってのは選択肢にないでしょ？笑」









渡「当たり前じゃん笑」









こうして俺の滝沢歌舞伎出演が決まった









もしかしたら舞台立てるかもしれないし、後ちょっとの抗がん剤治療頑張らねーと

43→←41

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す