【APヘタリア】お国さんと世界会議【短編集】 (ページ10)

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夏【アーサー】ページ10

今年もこの学園に夏が来ました。
暑い夏外ではテニス部やサッカー部その他の運動部が大会に向けて頑張っていた。
私は三階の校舎の窓からじっとテニス部を見ていた。
｢楽しそうだな……｣

皆んなに指示を出しながらラケットを振る一人の男子生徒。
確か名前がアーサー・カークランド
生徒会兼テニス部兼魔術部？みたいな部を部長を努めながら掛けもちしている男子。

3つの部を掛け持ちしているさなかテニス部の部長も努めている。
正直言ってすごい。
部活を掛け持ちしながら生徒会もやっているのだから皆はアーサー君を一目置いている。
そんなアーサーくんに実は私は恋をしている。
部活もそうだけど実は彼の優しさに惹かれた。

あれは確か私が二年生の夏の時
日直だった私は先生に莫大のプリントをホッチキスで留めて持ってきてと言われた。
本当ならもう一人日直の人がいたけだその人は用があるからと言い先に帰ってしまい私一人で作業をしていたらアーサーくんが教室に入ってきたのだ。

私は人と喋るのが苦手でか細い声で｢あ、アーサー君｣と呟いた。
アーサー君はじっと私を見て近づき手のひらを差し出してきた。

え？っとなっている私に｢いいからそれ貸せ｣ともう一つホッチキスを要求してきた。
私は静かにホッチキスを渡して。
すると私の向かい前に座り作業をし始めた。

私はアーサー君に｢手伝わなくていいよ、これ日直の作業だし……｣と言えば｢もう一人の日直のやつ帰ったんだろ｣と言い｢ならその日直の代わりでやってやるよ｣と言った。

私は｢でも……｣と言えば｢いいから手伝わせろ｣と無理やり作業をし始めた。

私はアーサー君の言葉に少しだけ微笑み｢ありがと｣と呟けば｢べ、別に大したことじゃねえよ｣と言いアーサー君も微笑んだ。

私はあの日からアーサー君と喋ることが多くなりそして恋に惹かれた。
今でも私はアーサー君に恋をしている。

終わり

お久しぶりです。
スマホが壊れて更新できませんでした。
取り敢えずスマホ新しくしたので更新していきます。