【APヘタリア】お国さんと世界会議【短編集】 (ページ14)

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夏アイス【アルフレッド】ページ14

暑い暑ーい夏がやって来た……と言って初夏なんだけどね。
ただ、その初夏が暑い。
そんな暑い初夏の時には冷たくてひんやりとしたアイスが食べたい！
冷蔵庫に冷たくてひんやりして更に甘くて美味しいアイスがあるはず！
そう思いうきうきと冷凍庫を思いっきり開けた。
しかし、氷と冷凍食品しかない。

｢ないっ……買い置きしていたアイス、全部どこにもない……｣

奥の奥探してもどこにもない。
はて一体誰が食べたのだろうか。
この家にはよく誰かしらくる。
枢軸は無論、連合……それに北欧までもがこの家に来る。
しかし、最近この家に来るのは枢軸と連合。
しかもその中でもアルフレッドが一番多い……ってことは買い置きしていたアイス全部食べた犯人はアルフレッドって事になる……。
私はため息を吐き冷凍庫を見る。
そういや、いっつも家に来たらアイス食ってたな……。

そうか……あれ、私の買い置きしておいたアイスだったのか。
楽しみにして置いてたのにな……。

｢はぁ……｣とため息をもう一度吐いてたら｢おーい、A！菊が新作のゲーム出したから一緒に遊ぶんだぞー！｣と買い置きしておいたアイスを全部食べた犯人が家に上がってきた。

｢あれ？A、冷凍庫開けっ放しで何してんだい？｣
｢アルフレッド……｣と静かに言う。
すると言うの調子で｢なんだい？｣とアメリカンスマイルなアルフレッドが応える。

｢買い置きしておいたアイス全部食べたでしょ？｣
｢あー……｣と考え｢ごめん食べちゃった！｣と親指を出しながらてへぺろをした。

こいつ……反省してないな。
私は静かに呼吸し最高の笑顔で｢今すぐに買い置きしていたアイス、全部買ってきなさい｣と言った。

アルフレッドは背筋を伸ばし｢わ、分かったよ！か、買ってくるよ！｣と走るように去っていった。

それからその後、両手にいっぱいアイスが入ったスーパーの袋を持ってアルフレッドが帰ってきたこたは後のお楽しみ。

終わり

皆さん、お久しぶりです。
最近やっと暇ができ、ようやく一本お話がかけました。
いやー、まさか三四ヶ月？かなそれぐらい開けてしまい、誠に申し訳ありません。
この期間スランプに陥ったり現実のほうが忙しかったり違うジャンルにハマったりなおかつゲームに手を出したりなど様々な事があり小説かけませんでした。

なおこれからも多分上手く行けば連続更新するかもしれません。分からないけど……。
取り敢えずまあまた上手くいければ更新します。

それでは。