【誕生日話】誕生日プレゼントに【菊】 ページ35
｢菊さん、今日なんの日かわかりますか？｣
Aさんが見つめるように私に問いかけてくる。
今日は何の日でしょう？
黙々と思い出すも何もでず｢はて、今日はなんの日でしたかね？｣と聞いた。
｢もう、菊さん忘れたんですか？｣
｢忘れちゃいましたね｣
｢じゃあ忘れた菊さんに答え教えますね……｣と一息開けて｢今日は菊さん、貴方の誕生日ですよ｣と勢い良く言った。
｢……そうでしたね。すっかり忘れてました｣
｢もう、忘れちゃ駄目ですよ｣
｢……お爺さんですから忘れる事もあるんですよ｣とお茶を啜る。
｢……見た目はお爺さんじゃないのにね｣とじっと見つめる。
｢まあ見た目だけですよ、それよりも……何か用があるのでは？｣と聞くと｢あ、そうでした！ふふ、実は……｣とがさごそと探り｢じゃじゃーん！菊さんにプレゼントです！｣とトンっと炬燵の上においた。
｢ほう、これはこれは……｣と私はプレゼントを手に取り見つめて｢中、開けてもいいですか？｣と許可を取る。
｢もちろん！｣とAさんが開けてよい許可をくれたので開けてみると……。
｢こ、これは……｣
｢ふふ、菊さんが大好きな魔法少女ラブミリカのクール担当のライちゃんのフィギュアです｣
｢……流石Aさんこれは最高のラ……ってこれ世界に5つしかなく魔ミリクラスタの中で幻のフィギュアと言われているライちゃんのフィギュアじゃないですか！どうしてこれを貴女が……｣
｢それはまあ色々とね、ありますので……｣と目を逸らす。
｢あまり詮索はしないことにしましょう。けどプレゼントありがとうございます｣
｢いえいえ、菊さんが喜んでくれただけで私も嬉しいです｣
｢いや、しかし幻のフィギュアを貰ってしまって……貴女の誕生日プレゼントこれに相当するものを上げないと駄目ですね……あ、Aさん、何か欲しい物とかありますか？｣と聞くと｢そうですね……あ、あります！｣と言い｢菊さん貴方がほしいです！｣と言った。
私はその言葉を聞きおやおや……と言葉を呟き
｢それは貴女の婿になれと言うことですか？｣と聞いた。
｢彼氏でもいいですよ？｣とニッコリと笑う。
｢そうですね……では少しだけ考えておきましょうかね｣
｢では、お返事は誕生日の日に！あ、囲みに善処はなしですよ｣
｢おやおや……それでは、はいしかないですね｣と微笑むとAさんも｢お返事待ってますからね｣と笑った。
終わり
菊さん遅くなってごめんなさい！お誕生日おめでとうございます！
【誕生日話】起きて【アントーニョ】→←美味しい？【アルフレッド】
- 金 運: ★☆☆☆☆
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めりかな - 米メープルさん» 全然遅くなんてないですよ！汗 ありがとうございます！ニヤニヤしながら読みましたw本当にこの2人大好きなので嬉しいです！ありがとうございました♪ (2018年3月17日 20時) (
レス) id: 314539f5e7 (このIDを非表示/違反報告)
米メープル(プロフ) - めりかなさん» 大変遅くなってしまい申し訳ありません！ようやくリクエスト書けました！ (2018年3月17日 13時) (レス) id: 40bcd12f32 (このIDを非表示/違反報告)
めりかな - 米メープルさん» 全然大丈夫です！ありがとうございます♪楽しみに待っています！ (2018年3月12日 7時) (レス) id: 314539f5e7 (このIDを非表示/違反報告)
米メープル(プロフ) - めりかなさん» リクエスト大丈夫ですよ！リクエスト内容はメリカとお兄さんの取り合いですね！分かりました。ただ少し遅くなりますがよろしいでしょうか？ (2018年3月12日 3時) (レス) id: 40bcd12f32 (このIDを非表示/違反報告)
めりかな - いつも楽しく読ませていただいてます♪初コメでいきなりですがリク大丈夫ですか？表面上では優しいけど実は取り合いになってるアメリカさんとフランスさんが見たいです。分かりにくくてすみません…もしお時間ございましたらお願いします！ (2018年3月11日 22時) (レス) id: 314539f5e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：米メープル | 作成日時：2017年11月30日 20時
