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つんつん男再来 ページ17











涼「 おーい!A!!笑 」

貴「 っえ?!」









つんつん









髪の毛が優しく引っ張られる 。

その瞬間 、どっと笑いが起きて 、我に返って後ろを振り向くと 、





少し眉毛を下げて 、頬杖をついて 、
私が大好きな笑顔で笑ってる 、彼 。









[ 珍しいな 、笑 。大丈夫か 、前の方の山田 、笑 。]

涼「 ずーーっとぼけーっとしてんの
笑 。」









____ 現実だった 。

山田くんが私の名前を呼んだのも 、髪の毛をつんつんしたのも 、

普通の笑顔で笑っていたのも 。









涼「 え?!待って待って 。具合悪いとかじゃねぇのな?大丈夫?」









.









.









.









____ 優しいのも 。









貴「 っあ 、だっ大丈夫です!すいません!」









ちゃんと聞いてろよーって笑いながら先生が言って 、また元の話題に戻った 。









__ つんつん 、









貴「 っはい 、?」

涼「 ほんとに大丈夫なの?頭痛いとかは?」









もう 。
これ以上好きにさせないでください 。


痛いです 。
でも痛いのは頭なんかじゃなくて 、









山田くんを好きだよーって叫んでる心臓なんです。









貴「 ふふ 、大丈夫です 。ありがとうございます 、」

涼「 ん 。よかった 。」

[ おい!ダブル山田!笑 ]









ああ 。この空気が好き 。
ダブル山田 、なんてセットみたいに呼ばれるのも 、今では幸せ 。









涼「 へへ 、さーせーん 。」









照れたみたいに笑う彼も 、すき 。









ふたり帰り道→←彼の心



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作者名:りる 。 | 作成日時:2018年4月30日 16時

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