恋のマネージュ - 2 -

公開告白 ページ49

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貴「 …………… おはようございます 、」

「 あっ 、Aちゃんおはよう！」









次の日 。

寝不足のせいで重いまぶたを擦って教室に入ると 、近くにいたクラスメイトが「 ねぇ見てあれ 」って私の肩を叩く 。









貴「 ………… え 、」

「 公開告白とかマジかよ！まりんすげぇわ 。」

「 えーてか 。けっきょく山田かよー 。」

「 俺まりんすきだったのに 、、」









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教壇の上 。

可愛らしくラッピングされた 、チョコだろうな 。
袋を持った 、あの 、山田くんを私とまちがえてぶった 、女の子 。





……… まりんちゃん 、て言うんだ 。









貴「 …………… 山田くん 、」









その向かい側に立っている 、＿＿＿＿＿ 私の好きな人 。









「 っあ 、あの 、涼介くん 、！」

「 まりん 、ずっと涼介くんのことがすきだったの 、!!」

「 ……… これ 、受け取ってくれますか 、？」









少しいつもより髪の毛をふわっと巻いて 、すっごくかわいいまりんちゃん 。

あのときの怖い顔が 、嘘みたい 。
ほんのり赤い頬で 、チョコを差し出す 。









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涼「 ……… あのーこれさ 、受け取ったら 、付き合うってことになるのかな 。」

「 …… 、え？」

涼「 あーいや 、だからさ 。気持ちは嬉しいし 、俺のために頑張って作ってくれたことも嬉しいんだけど 。」









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涼「 Aのこと傷つけた奴とはさすがに付き合えねぇわ 。」









…









＿＿＿＿ え 、？









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