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A視点
今日は珍しく愛海が来るのが遅い。
まぁ、今頃昨日のことを
普通科や経営科、サポート科からのバッシングが向かってるんだろうな。
いつも早くに来ていた愛海が来ないから、クラスメイトも不思議がっていた。
ホームルーム3分前、ようやく愛海が来た。
その姿はまるで幽霊を見てしまったかのような顔だった。
すっかり青ざめて、足がカタカタ震えている。
「お、おはよぉ、、、。」
絞り出したかのような声で挨拶をした愛海の声を拾う人は誰も居ない。
居ても、「、、、おは」と返すか「おはよ。」と返す人しか居なくて、
愛海は捨てられてしまった子犬のような目をした。
潤んだ瞳には愛海の顔を見ようともしないクラスメイトとそっと愛海を見ている私の顔が写っていた。
そのまま立ち尽くしていた愛海だったけど、相澤先生が来た瞬間にその場に座り込んで顔を覆った。
しかも「ひっヒグッぅあーん、、、‼」と下手くそな泣き真似まで追加する。
その愛海を見た瞬間に相澤先生は、愛海に「何してるんだ。何があったんだ。」
と愛海に問った。
すると愛海は顔を覆ったまま俯きがちで言った。
愛海「Aちゃんとぉっクラスの皆が、無視、するんですぅ。それに、相澤先生が居ないときに、私の事、皆で虐めてきてぇ！Aちゃんなんて酷いんです！皆を騙してるんですぅ！」
と叫んだ。
相澤「本当か？」
愛海「はぁい‼」
するとクラスメイトから批判と否定、非難の言葉が愛海に向かって飛ぶ。
ありゃ、コレは面倒なことになりそうだ。
そう思いながら私は「はい」と手を上げた。
クラス中の視線が私に注目する。
「なら、今日の3時間目の自習、“裁判”にしましょうよ。被告は、私とあなたです。
愛海ちゃん。」
と真っ直ぐに愛海に向かって、指を指した。
「そし証人などは、1年A組の皆さんです。」
と笑っていった。
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メレンゲドール - 茜さん» 有難うございます！そう言って頂けて嬉しいです！こんな駄作を読んでくれてありがとうございます！ (8月15日 13時) (
レス) id: 8eb40be3b6 (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - 拝読しました。とても面白く惹き込まれる作品で好きです！！ (8月10日 15時) (レス) @page27 id: fa07f21f67 (このIDを非表示/違反報告)
メレンゲドール - 澄香さん» ありがとうございます！物凄い亀更新ですけどよろしくお願いします! (7月26日 15時) (レス) @page9 id: b49d11506e (このIDを非表示/違反報告)
澄香 - めっちゃ好きです！これからも応援してます！ (7月26日 1時) (レス) @page20 id: 551bf558de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メレンゲドール | 作成日時：2023年5月30日 16時
