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そんな紅丸の横顔を見つめていると目が合い、思わず逸らしてしまった。紅丸は頭を軽く掻くと、ちょっと寄るところがあるから先に行くと言って詰所とは反対方向に歩いて行った。紺炉はそんな2人を見て、何かを察したのか名前にそのまま部屋に来るように話して2人は詰所へ帰った。

「それで.....お前達2人は喧嘩でもしたのか?」

『へ?...何で.....?』

「何年お前達を見てきたと思ってんだ。さっきの様子見てると喧嘩じゃないにしろ何かあったんだろ?」

『.....』

名前は親代わりに育ててもらった紺炉に紅丸に告白されたことで悩んでることを相談するのは流石に恥ずかしくてももじもじしながら俯いた。

『...大丈夫だよ。喧嘩したわけじゃないから.....』

「.....だが、悩んでんだろ?目の下、隈ができてるぞ。」

『こ、これは...その、面白い本を読んで夢中になって.....』

目線を左右に泳がせながら言い訳する名前。紺炉は分かりやすい行動に面白くて吹き出しそうになったが、本人は至って真面目なのでグッと堪えた。

「まぁ.....言いたくなったら相談してこい。いいな?」

『...うん、ありがとう。でも、本当に大丈夫だから.....』

そう言って名前は夕飯の用意をするために台所へ向かった。紺炉はいつも一人で考え込んだり解決しようとする名前をどうにか頼らせたいが、どうも話そうとする気はなさそうだった。
今回ばかりはなんとなく男の自分よりも同性の方が相談しやすいのではないかと感じ、立ち上がって電話のある場所へ向かうと、ある処に電話をかけたのだった。

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sun(プロフ) - ゆ - さん ありがとうございます^^不定期更新ですが頑張ります! (2021年1月25日 21時) (レス) id: d64509f038 (このIDを非表示/違反報告)
- 続き楽しみにしてます!!無理ない程度に頑張ってください!! (2021年1月20日 22時) (レス) id: 0885cf56a4 (このIDを非表示/違反報告)
sun(プロフ) - 申し訳ありません。外しました、ご指摘ありがとうございました。 (2021年1月14日 2時) (レス) id: b6ed430f0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sun | 作成日時:2021年1月13日 13時

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