幼馴染に色々と我慢の限界が来そうな破壊王

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「あ、あのっ！今、俺は名前に、こ、ここ告白をしたん...「あぁ！？何だと！？」...ひっ.....！」

先程の険しい表情が般若が思い浮かぶような表情に変化し、思わず腰を抜かしてしまった。紅丸はそんな蓮の姿を見るなり大きなため息をついて目の高さを合わせるように腰を屈めた。

「腰を抜かしてるやつが何言ってやがんだァ.....？もういっぺん言ってみろよ。名前に何を言ったんだってェ.....？」

『ちょ、紅丸君...「お前はだまってろ。」.....』

こうなれば聞かん坊な紅丸に小さくため息をつき、紅丸に握られている手首の手に自分の手を重ねてもう一度話しかけた。

『紅丸君、これは私と蓮さんの問題だから.....ここで少し待っててくれる？』

「.....3分なら待ってやる。それ以上なら引き摺ってでも帰るから覚悟しとけ。」

そう言って手を離した紅丸はその場から少し離れた。名前は後方にいる蓮の元は近寄ると腰を曲げて頭を下げた。

『告白の返事ですが...ごめんなさい。私、まだ誰かと付き合うとかそういうことは頭になくて.....それに蓮さんの事はそういう目で見れないです。』

顔を上げた名前は申し訳なさそうな表情を浮かべながらも、はっきりと断った。蓮は唇を噛み、悲痛な表情を浮かべると顔を俯かせて何か呟いた。

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