【H×H】元暗殺少女はグリードアイランドに参加します (ページ12)

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キ「おいゴン、待てってばよ

どういうことだか説明しろよ」

ゴ「…ふぅ

ごめんね２人共、どうしても我慢できなくなっちゃって」

キ「いやだから、ごめんの意味分からないって」

ゴ「だって、これでキルアのスペルは当分、かかりっぱなしになっちゃったし」

キ「なんだ、んなことか

別に問題ねぇよ」

ゴ「でも、俺の親父探しのために、キルアやアルラにもゲームに参加してもらってるのに…」

キ(…違う

俺がゲームに参加してるのは…)

貴女「ていうか、何で怒った？」

ゴ「だって、あいつらジンの作ったゲームを、殺戮だとか、奪い合いが前提だとか、悪い風にばっか言うんだもん

俺はジンの言う通り、このゲームを楽しもうと思った

スタート地点に立ったとき、確かに一筋縄じゃいかないと思ったけど、それはゲームに参加している皆が真剣にゲームを楽しんでると思ったから

実際に人が死んでるけど、怖いのは、ゲームじゃなくて、プレイヤーの考え方だよ

他の人を傷つけてまで、カードを盗ろうとするなんて」

キ「そうか？俺はありだと思うぜ」

貴女(微妙だな…)

ゴ「キルア、本気で言ってんの？」

キ「だからこそハンター専用のゲームだろ」

ゴ「でも…」

キ「殺しはなしさ

俺だってそこは賛成だよ

でも例えば、ルールを決めた上での戦闘で、勝った方が相手のカードをもらえるってのがどうだ？」

ゴ「あ、ありだ」

キ「な？俺にスペルをかけたやつだって、あの連中の作戦だって

ゲームとして真っ当なやり方だと思うぜ

だろ？アルラ」

貴女「…」

キ「アルラ？」←顔覗き込む

貴女「ひゃぁっ!？なに!？///」

キ「いや、大丈夫？」

貴女「え？うん…」

キ「そうか？じゃあ行こうぜ」

貴女「うん」

ゴ「…キルア、アルラ」

キ、貴女「？」

ゴ「……

ありがとう！」

キ、貴女「！」ｸﾙｯ

ゴ「２人と一緒にここに来れて

ううん、２人に会えて、俺本当によかったよ！」

キ「やめよよバカ

恥ずいだろ」

貴女「うん…//」

ゴ「何で？俺本当にそう思ってるんだよ？」

キ、貴女(逆だよ…ゴン

俺なんだ|私なんだよ

俺の方こそ|私の方が

お前に会えて|ゴンに会えて

本当に良かった

アルラにも会えて|キルアにも会えて

本当に嬉しかった)