今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:22,722 hit
小|中|大
Mermaid81 ページ31
Side Y.
誠也が、とんでもなく冷たい声でそう言い放ってきて。
「え?」
「Aさんが丸さんの事を思い出したくなかったと?」
「だってそう」
「そんな事ある訳ないでしょ!!」
思いを吐き出す様に、向けられたその言葉はビリビリと電気のように俺の心の中に染みてきた。
「Aさんはあなたに会えたことを内心では喜んでいた。ただ、怖かっただけなんです」
「怖かった?」
「また、傍にいてほしい人に裏切られるのではないかって」
ーえ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
98人がお気に入り
98人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:花蓮@carplove | 作者ホームページ:プロ野球
作成日時:2018年7月19日 21時