Mermaid62 ページ12
その日も私は、あの岩陰にいた。
ー20年前ー
今は夏休みだから学校に行かなくていいのが嬉しい。
だって、行ってもまたイジワルされるだけだもの。
『あ、にんぎょが来たぞ!』
『にんぎょには海がお似合いだよ』
『ちかよらないで』
今日も私は、一人ぼっち。
周りの子たちは皆私を気味悪がっている。
あの頃の私は何を言われても。
父から受け継いだ青い瞳と、目の前に広がっていた綺麗な海が嫌いになれなかった。
「青いうみ さざめくうみ 広いうみにわたしは一人…」
父から教えてもらったこの歌を歌うこと。
それは、私の心が唯一癒やされる時間だった。
98人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花蓮@carplove(プロフ) - 眞莉恵さん» それなw (2018年9月24日 15時) (レス) id: 21658a9638 (このIDを非表示/違反報告)
眞莉恵(プロフ) - 花蓮@carploveさん» 振り替えの水曜も雨の予感(笑) (2018年9月24日 15時) (レス) id: 987fbbcc00 (このIDを非表示/違反報告)
花蓮@carplove(プロフ) - 眞莉恵さん» あ、やはり?笑うわあああ雨なんて嫌いじゃあああ(´;ω;`) (2018年9月22日 20時) (レス) id: 21658a9638 (このIDを非表示/違反報告)
眞莉恵(プロフ) - 私も昨日雨で体育大会延期になりました(笑) (2018年9月22日 19時) (レス) id: 987fbbcc00 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:花蓮@carplove | 作者ホームページ:プロ野球
作成日時:2018年7月19日 21時