【銀魂】真選組監察方の紅一点②【山崎退成り代わり】 (ページ12)

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ストーカーはご遠慮くださいご主人様② ページ12

※またもや万事屋メンバーの登場。

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お店から逃げたところでどうにかなるとは思えなかったが、あの場で万斉を殴り飛ばして騒ぎになるよりはマシかと思った。

ああでも店長に迷惑かけてるや……

私は走りながら、目の前を歩く銀髪の天パ男を発見し、思わず声をかけた。

『万事屋の旦那ーーっ！！』

「ん？」

「あれ？Aさんじゃないですか」

「どうしたネ？そんなに急いで…お手洗い行きたいアルか？」

「いや絶対違うよ神楽ちゃん」

私の声に、万事屋の面々が振り返る。

『ヘルプミー！！』

私は走ってきた勢いのまま、万事屋の旦那の背中に隠れた。

「「えっ！？」」

新八君と神楽ちゃんは、私の格好に驚いたようだ。

そりゃそうだよね…知り合いが突然メイド服着てたらビックリするよね。

「ジミーちゃんよォ～なんだその格好」

地味の汚名を返上したいとはいえさァ～メイド服はちょっとやりすぎなんじゃなぁい？
いや案外似合ってるけどね？

そう言ってニヤニヤ笑っている万事屋の旦那の顔に、私は簪を突きつけた。
暗器として使えるようにしてあるから、多分刺さるとめっちゃ痛い。

『何？旦那、死にたいの？』

「…スミマセンデシタ」

「A、どうしちゃったネ？むさ苦しい真選組が嫌になってメイドカフェに転職したアルか？」

『違うよ神楽ちゃん。確かに今はメイドカフェでバイト中だけど…ちょっと困ったことになって…』

神楽ちゃんに聞かれて、私は何と答えたものか…と思考を巡らせる。

まあ、この万事屋の3人は(私的には)信頼できるから、潜入調査のことを話しても良いとは思うけど。

「あの…ジミーちゃ……山崎さん？目の前のコレ、どけてくれません？銀さんの顔に刺さりそう…」
アッちょっと刺さってる刺さってるってェェェ！！

あ、ごめん忘れてたわ。