本日、地獄はお休みです！�� ページ15
3大マウンテンをしっかり満喫した2人は、
ずっと歩き通しだったこともあり、
少し休憩をすることにした。
暑くなってきたので、鬼灯は帽子を黒キャップに変えている。
『鬼灯君、アイス食べよう！』
そう言ってAはアイスクリーム屋を指さした。
『ダブルチョコレートも良いし、ストロベリーも…
あっ！
ストロベリーチーズなんてのもある…
ああっ、ピーチシャーベットまで…』
店内でメニューを見て、
アイスのフレーバーをどれにしようか悩みまくっているAに、鬼灯が声をかける。
「2人でダブルで2種類ずつ頼めば良いじゃないですか」
さすがに全種類は食べられないが、少なくともそれで4種類は食べられるだろう、と提案する。
あとA、後ろの方がつっかえてますよ。
『あっ、ごめんなさい…！でもさすが鬼灯君！』
その手があったね！あーでも2種類かぁ…
と、また悩みはじめてしまったAをショーケースから引き剥がして、鬼灯は後ろに並んでいた人に声をかける。
「…妻がすみません。先どうぞ」
先を譲ってもらった女性2人組は「え、夫婦！？」と驚いていた。
無事にアイスも購入でき、2人はテラス席に座った。
ちなみにAがストロベリーチーズとピーチシャーベット、鬼灯がダブルチョコレートと抹茶を頼んでみた。
『はい、鬼灯君』
Aはそう言って、鬼灯の目の前にアイスが乗ったスプーンを差し出した。
「！」
少し驚いたように鬼灯が言う。
「貴女、普段は恥ずかしがるのに、こういう時は素直ですよね」
『えっ？あっ…』
その言葉で、
今自分が何をしているかを理解した彼女は、
途端に恥ずかしくなって慌ててスプーンを引っ込めようとした。
が、鬼灯に腕を掴まれてしまい、そのまま彼の口にアイスを運ぶことになる。
「美味しいですね」
『う、うん…』
完全に無意識だった…！！恥ずかしい…
「ほら、Aもどうぞ」
目の前にダブルチョコレートのアイスが乗ったスプーンを差し出されて、Aも口を開ける。
『ん〜美味しい！』
先程の照れは何処へやら、
やっぱりアイスのチョコレート味は外せないなぁ〜と思ったAだった。
本日、地獄はお休みです！�Β�←本日、地獄はお休みです！��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 150人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めぐりずむ(プロフ) - 愛梨さん» コメントありがとうございます！！今後も頑張って更新していきますので、これからも読んで下さると嬉しいです！！ (2021年8月28日 22時) (
レス) id: ef3bd6ce41 (このIDを非表示/違反報告)
愛梨(プロフ) - 鬼灯の冷徹が好きで探してたら作品を見つけて一気に見ちゃいました！！すごく良いと思います！！更新待ってます！！ (2021年8月27日 19時) (レス) id: f200af67bb (このIDを非表示/違反報告)
めぐりずむ(プロフ) - 水傘るんさん» コメントありがとうございます！励みになりますー！ (2021年7月26日 20時) (レス) id: ef3bd6ce41 (このIDを非表示/違反報告)
水傘るん(プロフ) - 成り代わり系の小説あんまり見かけないので読んでてすごく面白かったです！更新楽しみにしてます！ (2021年7月21日 17時) (レス) id: 9a4a29443d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めぐりずむ | 作成日時：2021年7月16日 10時
