正月ダラけすぎると仕事始まった時にめちゃくちゃ辛い�� ページ4
『待って万斉…ひゃっ！？』
露わになった太ももの付け根あたりをスルリと撫でられて、更に脚にキスをされて変な声が出てしまった。
羞恥心やら何やらで軽くパニックだ。
やだやだっ！！このまま流されてなんて…そういうのは、よくない。
絶対よくない！！
『む、無理矢理はやだっ…』
嫉妬心でとか、怒りに任せてとか、そういうので無理矢理抱かれるのは嫌だ。
前に、無理強いはしないって言ったクセに…っ。
ああもう！音でわかるんなら察しろこのバカ！！
涙目で懸命に訴えてみたら、やっと万斉の動きが止まった。
何やら葛藤している様子だったけれど、大きくため息をつくと掴んでいた私の脚を離して上から退いてくれた。
「本気で嫌がっている相手に無理強いはしないでござるよ。……多分」
『オイ最後の聞こえてんぞ』
ほんっと油断ならないなコイツ。
てか私、最初っからずっと嫌だって言ってたじゃん！！
「だってA殿、普通その状態であんな風に言われたら逆効果でござるよ」
『知るかァァァ！！』
誰のせいでこんな風になってると思ってんだコノヤロー！！
『いいから縄、解いて…』
「またそうやって人の嗜虐心を煽るようなことを…」
煽ってねーよ。ふざけんな！
『腕、痛い』
痛いのは本当だ。
無理に解こうとしたから、擦れてしまったのか手首がヒリヒリする。
「…すまぬ」
私の更なる訴えに彼は短く謝罪を述べると、縄を解いてくれた。
そもそも縛るのやめて欲しいけど。
私、ドMじゃないんで。
「赤くなってしまったな」
労わるように手首をさすられて、私は自由になった手をギュッと握りしめると、
『オメーのせいだよこの変態野郎！！』
容赦なく万斉の頭に拳を振り下ろした。
うん。めちゃくちゃ良い音がした。
「…痛いでござる」
『もう1発殴ろうか？』
1発じゃ足りないけど。と、私は彼を睨みつける。
「A殿、その格好で凄まれても…やはり逆にクるものがあるというか…」
『〜〜っ！！』
確かに今、上着は脱げかけだし、シャツは前全開だし、下はパンツしかはいてないけどっ…
脱がした張本人が何言ってんだこのっ…
とりあえず1番近くにあった枕を思い切り投げつけてから、更にベッドの横に置いてあったなんか無駄にオシャレなテーブルランプも投げつけてやった。
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ひろおか唯 - 終わりかよ (1月12日 20時) (
レス) @page10 id: 4e412208c6 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 小説読ませて頂いております。私も筆をとる身なのですが,作者様のようにギャグを織り交ぜながらというのが出来なくて四苦八苦しております。更新待ってます！ (2023年3月24日 23時) (レス) @page10 id: 56c8cc4ff3 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - 小説読ませてもらっています！更新待ってます！！ (2022年4月9日 1時) (レス) @page6 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
くまパンダ隊長 - 万斉さんカッコいい！私、万斉推しなんすよ！ (2022年3月28日 14時) (レス) @page6 id: cad4247964 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐりずむ | 作成日時：2022年1月27日 14時
