彼の異名は戦場の不具合“フィールドバグ”【ブルーロック】

34_KING馬狼 ページ34

あいつ…ずっと動かんと思っとったら…




これが目的かっ！！？？


『あいつ警戒や！』


蜂「KINGはやばいっ！」


潔「(そうか！後ちょっとで…


28m！馬狼の得意シュート！)」



馬「うらぁぁぁ！！！！」



ﾄﾞｺﾞｯ


《GOLE‼︎

0-2‼︎》



蜂「ふはっ、ちょー強いじゃん。



楽しくなってきた？」




凛「うるせー。


俺だってイラつきゃ熱くなる。」


『以下同文。』



凛「ここからは一点も取らせない。」


『舐めすぎたなぁ…。』


ﾋﾟﾋﾟｰ‼︎


さっきのゴールが決められたのは二つの理由や。


油断してた。

後、



ここからは憶測。

凛の辞書に味方から奪うという言葉がない。



『凛、ゴールだけ見とけやぁ？』



凛「…ゴールまで連れて行けよ。」



『おうっ♪』


千「それはどうかなっ！」



『赤豹くーん、動きが速くても選択が遅いで。』



ﾄﾞｯ



千「チッ！抜かれた！」



凪「大丈夫、俺が止め



『2度目はないで。』



凪「！」




潔「(覚醒してきてる…？！)止めっ！



ﾄﾞｺﾞｯ


潔「(いやいやいや…なんだよこいつ…。



わざと俺が思ってる方と逆ついてる！？)」



凛「(よし…これで)A、



『あげへんで、1発目は俺のやっ！』



ﾄﾞｺﾞｫｯ



ﾋﾟﾋﾟｰ！

《GOLE‼︎

1-2‼︎》


凛「ﾑｯ」


『ごめんって…次は凛のな？』


凛「…。」



『…あそこにいる…馬狼？やっけ？あいつは潔くん止めれば止まる。』


凛「…。」


『このまま勝つ。』




凛「…クソ…どこみてやがる。」



俺はただ一点を見つめていた。


この試合の、台風の目を。


『一番めんどくさいなぁ…あいつが…。』

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