彼の異名は戦場の不具合“フィールドバグ”【ブルーロック】

31_再戦 ページ31

数日後。


夜。



「…ふわぁぁ…凛と蜂楽、どこ行ったんやろ…。」


ﾄﾞｯ!


ﾊﾞｺﾞｯ!


ｳｨﾝ


「…お、やっとやる気になったんか、凛。」



凛と蜂楽が一緒に練習していた。


「…。」

「うん、やっとやってくれて。…。」


「？もうそろそろやめたら？健康に悪いで。」

「…風呂。」

「あーい♪」



ｳｨﾝ



「…俺はちょっとやってくか…。」




「潔…？」




「！」


部屋を出た蜂楽の声が聞こえる。



へぇ、来たんや。



「遅かったやんか。潔くん♪」



「…なぁ、蜂楽、凛、やろーぜ！！！」



また、あの時と同じ、



『やろーぜ！！』



「マッチング成立や。」


ーーーーー

「…体鈍ってへんか？凛。」


「鈍ってるわけあるか。準備万端。」

「そりゃよかった。」



「！」

「ありゅーくんー？」


「は、え、なんだよ…。」






「どこのトリートメントを使っている？」


蟻生十兵衛VS千切豹馬

「いや…みんなと同じのを…。」

「ほう…なんとオシャ…。」



「…あれはもー無理だ。」

「だねぃ。」


「ねぇ、俺さ…



No. 1とやってみたい…。」

「凪…。」


「ちょいちょいちょい、待て待て待て。


俺だってNo. 1としたい。」

「馬郎…！？」



「凛くん、人気者？」

「…俺は誰がきても



「凛はやらせへんで。赤い人は頼むとして…





3人まとめてやってやるわ。

凛は俺のアイデアだけ追いかけとけばいいねん。」


「…








“Yes Boss”。」


この日初めて、





糸師凛は誰かについて行きたいと思った。

それをさせたのは、


エゴか、

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