青い世界 27 ページ10
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「言っとくが敵意はないぞ？この船に乗ったのもたまたまだからな」
「だろうねい。破れた地図を少し見たが、見事に俺たちのルートを避けられてたよい」
「聞きてェ事があるなら手短に頼む、エレアに見つかりたくねェんでな」
「巫山戯たこと抜かしてんじゃねェ！！俺らの妹がどれだけ苦しんだか知らねェ癖によォ！？」
「落ち着けェ！！！」
「気持ちはわかるが、今は質問が先だよい」
1番まともなのは不死鳥、ねェ
「お前が赤犬の部下で、ロジャーを恨んでるのは知ってるよい」
「運良く幼いエレアを預けられ、5歳の時に苦しめて殺そうと海に流した、あってるねい」
「あァ、合ってる」
「……なんで預けられたその時に殺さなかったんだよい、苦しめる為か？」
あー、訂正。こいつが1番やべぇわ
俺の胸ぐらを掴み、これでもかってくらい殺気が肌に突き刺さる
「なに？お前エレアとデキてんの？」
「だったら悪いかよい」
「そうか…別に、なんでもねェさ」
頭のネジがぶっ飛んでる気がするが、それだけエレアを愛してくれているなら安心だ
もう俺が、不器用にあいつを守る必要が無くなった
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ごま明太子(プロフ) - 哀羅さん» ありがとうございます！想う、だとなんだか現実味が強い気がしたのであえて「想ふ」にしてふわふわとさせてみました。コメント本当に励みになります、ありがとうございます！ (2020年12月25日 20時) (
レス) id: d8b86df49f (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 続編おめでとうございます！タイトルいいですね！君想う、ではなくあえて想ふ、としてるのがたまらなく好きです！百人一首や和歌を思い出します。今回も応援してます！ (2020年12月25日 17時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごま明太子 | 作成日時：2020年12月25日 16時
