青い世界 39 ページ22
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上司には逆らえない、俺は今まで子供だろうと海賊は殺してきた
だから例外はあってはならない、アルカナの様な人を増やしてはならない
その思いから、俺は上司に全て話した
もちろん上司からは直ぐに殺せと言われた、だが俺はしたくなかった
だから、嘘をついた
「俺が赤子を連れていることをもう住人に見られています、今殺すと海兵の信頼に関わるかもしれない」
「あえて育てることで俺自身、並びに海軍への信頼性を高め、一定の年齢に達せば殺す。死因は海賊による暴行…にすれば市民はより海兵を頼り海賊になろうなどと思うものは居ないでしょう」
もちろん殺す事を前提とし、死までを長引かせることに専念した
信頼を勝ち取っていたらしい俺は渋々許可を貰い、常に見張るよう言われる
「…愛してるわけじゃ、ねぇからな」
すやすやと眠るエレアを見て、そうボヤく
自分に言い聞かせるように、そうだこれは愛じゃない
ただの罪悪感、例外はあってはならないから
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ごま明太子(プロフ) - 哀羅さん» ありがとうございます！想う、だとなんだか現実味が強い気がしたのであえて「想ふ」にしてふわふわとさせてみました。コメント本当に励みになります、ありがとうございます！ (2020年12月25日 20時) (
レス) id: d8b86df49f (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 続編おめでとうございます！タイトルいいですね！君想う、ではなくあえて想ふ、としてるのがたまらなく好きです！百人一首や和歌を思い出します。今回も応援してます！ (2020年12月25日 17時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごま明太子 | 作成日時：2020年12月25日 16時
