青い世界 35 ページ18
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本当は、憎かったはずだ
最愛とも言える可愛い妹分を殺したのは、間違いなく俺だから
それでもアルカナは俺を愛してくれた
憎いあの男の血が流れている俺を、あの男を思い出させるこの瞳を見つめて言うんだ
「愛してるわ、アクディア」
通りがかった旅客船に乗せてもらい、島を出る
アルカナはずっと俺の手を握ってくれた
それがなんだかむず痒くて、アルカナの笑顔を守ろうって
俺は海兵になった
最初はもちろん先輩にこき使われたし市民の不満と上司からの無茶ぶりで精神がすり減るかとも思った
ロジャーのせいで日に日に数を増す海賊から市民を救う、もう二度とアルカナみたいな人を作らないように
俺の母さんのようにならないように
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ごま明太子(プロフ) - 哀羅さん» ありがとうございます！想う、だとなんだか現実味が強い気がしたのであえて「想ふ」にしてふわふわとさせてみました。コメント本当に励みになります、ありがとうございます！ (2020年12月25日 20時) (
レス) id: d8b86df49f (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 続編おめでとうございます！タイトルいいですね！君想う、ではなくあえて想ふ、としてるのがたまらなく好きです！百人一首や和歌を思い出します。今回も応援してます！ (2020年12月25日 17時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごま明太子 | 作成日時：2020年12月25日 16時
