愛が強い目黒くんは ページ7
(目黒side)
おお、マジで男子だ。
目の前にいる小柄な男の子は、Aさんの面影はあれどやっぱり男子だ。
不思議だけど…一般的な30歳の男って、もっとオッサンじゃね？少なくとも俺の地元の友達はそう。芸能人は別だけど。
こんなきゅるきゅるした、男子なの？可愛いじゃん。
俺、Aさんなら男でもいけるわ。うん、かわいい。佐久間くんとはまた違った可愛さ。
目「Aさん、ちょっとこっちきて」
A「ん？ぉわぁっ！」
とてとてと歩いてきたAさんを、そのままぎゅ。うーん…やわらかくない…けどま、いっか。
A「めめめめめめめくん、どうしたの」
目「べつにー。あれ、Aさん、汗かいてる」
A「そりゃ！こんな…イケメンに…ぎゅーされては…」
目「お風呂入ろっか」
A「へ？」
佐「は！？」
岩「ちょ！」
目「オトコ同士だもん、いいでしょ？」
A「あ、そっか」
佐「え！じゃあ俺も！」
岩「だめだめだめ！だめに決まってんだろ！」
あーあー、岩本くんすごい顔笑
けどさぁ
目「Aさんがいいって言ってんだからよくないすか」
A「うん、いい」
岩「モノ、目黒に見られちゃうんだよ！？」
A「まぁ明日には無くなるものだし」
岩「めめのも見るんだよ！？」
目「俺は別に」
佐「男同士だし」
岩「中身は女の子だろ！ぜったいだめ！！！」
あーあ、めちゃめちゃ怒ってる笑 しょうがないなぁ…
目「岩本くん怖いしやめよっか」
A「えぇー、男同士の裸の付き合いってやつ、やってみたかったなぁ」
岩「だめ！」
目「ね、腹筋すごいんだって？見せて」
A「いいよー」
岩「あ！ちょ！」
ぺらっとめくるかと思いきや、がばっと脱いでくれた。これはラッキー。
あ、胸の飾り、ピンクだ♡
目「うわ、意外にバキバキ。触っていい？」
A「いいよー…んっ……」
佐「ちょ、蓮！」
目「しっかり割れてんじゃん」
A「くすぐった…やぁ……」
岩「ちょ、そこまで！やめろ！」
目「ちぇ」
手を離すと、赤くなってるAさん。やりすぎた？
けどかわいい。
岩「目黒、やりすぎ！」
目「そう？」
佐「もー！大丈夫？」
A「はぁ、はぁ、くすぐったかったぁ…」
いやー、いいものみた！いい気分で仕事できそうだわ。
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作者名：まめ
| 作成日時：2023年7月26日 23時
