【男主】お嬢様【ツイステ】 (ページ26)

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有罪ページ26

　
　
　
エース「でぇっ！寮長！」

ケイト「おっと、リドルくん。今日も激ヤバなくらいかわい～ね♪」

リドル「ふん。ケイト、あまりおしゃべりが過ぎるとそのよく回る口ごと首をはねてしまうよ。」

可愛らしい顔して物騒だな、リドル寮長。
ユウに関しては発言に引いているのか、口角を片方だけ上げて苦笑いしている。

リドル寮長が去ったあと、ユウが「ん？」と首を傾げた。

A「どうかした？」

ユウ「今、水の垂れる音がしなかった？」

A「え？してないと思うけど…」

ユウ「じゃあ、私の気のせいかも！ごめんね、急に。」

ユウはあんな真面目な顔で冗談を言わないし、本当に何か聞こえたんだろう。

…なにか、嫌な予感がするんだよな～。

トレイ「一般的にその人しか使えない個性的な魔法のことを『ユニーク魔法』と呼ぶ。」

ケイト「リドルくんのユニーク魔法は『他人の魔法を一定時間封じることができる魔法』。

その名も…… 首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド) 」

グリム「ヒェッ！名前がもう怖ぇ～のだ！」

ケイト「魔法士にとっては魔法を封じられるのって首を失うのと同じくらいイタいからね～。

ってわけで、寮内ではリドルくんのルールには逆らわないほうがいいよ。」

A「逆にルールさえ守れば、リドル寮長もいい先輩ってわけか。」

エース「そういや、オレタルト買って帰らないとまたケイト先輩に追い出されるわけ？」

リドル寮長はタルトの最初のワンピースを楽しみにしているため、ホールじゃないと許してもらえないらしい。おつかれ、エース。
　
　
　
　