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北「あー、うん…服、とかも、好きでさ」
と眼鏡を外し「ほら」と渡してくる。
「バレちゃうと恥ずかしいな」なんて照れ笑いで頭を掻く彼から、何故か目を離せなかった。
北「まあUVカットしたくてかけてるっていうのもあるけど…って小池さん？」
『あぁ、ごめんごめん、なんでもないよ』
北「大分体調悪いんじゃない？早く薬飲みな？」
と、眉尻を下げ、心配をしてくれた。
あれ…
この人、意外と喋る…？
なんて思ったのも束の間、その後の様子を見ているとそうでもないみたい。
さっきは振った話題がたまたまヒットしただけっぽい。
それに目の合わない感じとか言葉に詰まる感じとか、陰キャ臭は随所に散りばめられている。
そんな彼にますます興味が湧いてきたところで時間がきてしまった。
悲しくもあるが、なにやらこのグループでの活動が次回からも継続になるらしい。来週の楽しみが増えたのでよしとしよう。
そうしてゼミが終わり、次の授業からゼミの日まで1週間過ごして気付いたことがある。
松村北斗、私の必修科目とほぼ一緒の授業じゃない？
彼と接点ができてから、やけに彼が目に入るようになった自分が相当気持ち悪いことはわかっているけれど、心なしか彼と一緒ということが少し嬉しかった。
あと、あの人の顔、悪くない。
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恋華(プロフ) - サンリオさん» ありがとうございます、ゆっくりの更新になると思いますがこれからもよろしくお願いします (2020年8月31日 1時) (
レス) id: 0d12f94ae7 (このIDを非表示/違反報告)
サンリオ(プロフ) - これからの展開が楽しみです (2020年8月30日 16時) (レス) id: 0e04f2ae01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋華 | 作成日時：2020年8月30日 1時
