【名探偵コナン】幸運体質の子は米花町で平和に暮らします

35話、ゴリラな幼馴染 ♪響 ページ43

『…え、、』




振り返ってその人を見ると、息が詰まる。




それは、相手も同じらしい。




「、、、A、か？」





『…やっぱり、降谷？』




やっぱり噂の実力者は、私の幼馴染、降谷零だったらしい。



その降谷はスッと立ち上がると、




『ったいッ！』




私の両頬を思いっきり引っ張った。




もう一回言うよ。









思いっきり、引っ張った。




降谷はゴリラ並みの握力があります。




それに思いっきり引っ張られます。




両頬痛い！！！




『いひゃい！ふりゅや、いっひゃいかりゃ、はにゃせ！！！』
(痛い！降谷、痛いから、離せ！！！)




「お前！どこに行ってたんだ！話せ！」




話せって言われても喋れないわッッ！！！




て事なので、降谷の両腕を掴み、思いっきり力を入れ私の両頬から引き離す。





「…お前、ゴリラかよ。」




『んなわけないでしょ、お前にだけは言われたくない』




今のは火事場の馬鹿力。一カ月分の力を使った気分なんだけど？




『今ので顔伸びた。』



「それはないだろ」



『いや、お前ゴリラだし…』




両腕を構えられて即謝ったのは言わずもがな。




「ってそうじゃない！お前今までどこで何してた！」




『いや、何してたってそれは』




そこでタイミング悪く予鈴が鳴り、改めて話す事になった。



ーーーー


私は降谷とヒロとは小学校から一緒にいた。いわゆる幼馴染だった。



明美ちゃんの事も知っていた。



中学も一緒だった。途中まで。



父の仕事の都合上、引っ越したのだ。



二人に話したはずだったけど、説明不足だったのかもしれない



割と遠くに引っ越したから、簡単には戻れなかったし。



中学生で、携帯持たせてくれなかったし。



そんなこんなで心配をかけてしまったらしい。







お説教ヤダと思う今日この頃。←


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やほやほ響です。


皆さん待ちに待った降谷さんですよ！


口調分かりませんね！


そんな事は置いといて、多分降谷さんファンの中には、


「ゼロって呼ばないの！？」


って思う方もいるでしょう。そりゃそうだ。


コハクと話し合った結果、


「ゼロってあだ名は、ヒロと降谷さんの大切な思い出にさせておきたいね」となったので、


降谷って呼ばせる事にしました。

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