26話、ちょっとした番外編 ♪響 ページ29
NO side
〈Aと松田が仲直りした後の、萩原と鈴木の会話〉
「いやぁ〜、それにしても、二人仲直りしてくれて安心安心♪」
「そうだな萩原。俺も安心したよ。…それは良いとして萩原。
何で見捨てたのか？」
鈴木は萩原の肩を満面の笑みで掴む。
萩原は汗をダラダラと流しながら、青ざめて笑う。
「ハハッ、お、落ち着こう鈴木君？話し合えば分かるさ、ね？
後、肩痛いよ？割れちゃうよ？離してくれないかな〜…なんて」
もう最後の方は小さくなった声を聞いて
鈴木はクワッと目を見開き、更に力を込めて肩を掴む。
その後萩原がどうなったかは、…まぁ、皆様のご想像にお任せします。
．
数分後…
スッキリした顔の鈴木とげっそりした顔の萩原がまた、会話を始めた。
「そういや、Aって、謝ったり、お礼を言う時、
ピシッと姿勢を正して、相手の顔を見て言うよな。
今時の女子にしては珍しいよな」
う〜ん、と唸って考える仕草をする鈴木。
それを見て、ちょっとだけ元気が戻った萩原が話題に乗る。
「確かにそうだな。
何かにAちゃんってしっかりしてるよな。
松田に謝ってた時思ったけど、冷静に考えてから決めてる感じはするよな。
大人って感じ」
なんだかんだしっかり見ている萩原に鈴木は感心しつつ、
自分がお礼を言われた時の事を思い出す。
「大人って感じなのは分かるな。後、冷静ってのも。
あっでも、俺がAを例えるなら、男らしくカッコいい、だな」
「それ本人の前では言わない方が良いかもな」
一切悪気のない笑顔で言う鈴木に萩原が注意を出す。
「でもまぁ、Aちゃんが気にしてるかは、分からないがな。
あ、そういや鈴木。Aちゃんに謝った？」
「何を？」
「ほら、昼休み用事があったかも、ってやつ」
萩原がそう言うと鈴木は思い出したらしく、サッと青ざめる。
それで察した萩原は、後で謝れば良いさ、と言った。
にしても、と萩原は思い出したように肩を震わす。
さっきから萩原の肩、大活躍だな←
「もじゃもじゃ君は笑った。」
萩原は俯いて肩を震わせて笑う。
そんな萩原に終了のお知らせを一言鈴木が言う。
「萩原、後ろに松田。」
本日大活躍の肩に松田は手を置き、ニヤァと笑った。
その後どうなったかは、まぁわかりますよね。
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響です。
ちょっとした番外編でした。
コハク、次よろしく
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レモン(プロフ) - １２話アイドルになっていたことではないでしょうか？色ことになってますよ (2018年10月25日 18時) (
レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - もじゃもじゃ君のところで吹き出しました！(笑) (2018年10月25日 18時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - 初めまして、警察学校組好きなので救済予定なのが、嬉しいです。 (2018年10月25日 17時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん - もじゃもじゃ君はまじで笑った 爆笑だわ (2018年10月21日 14時) (レス) id: 6c130550c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コハク＆響 | 作成日時：2018年10月1日 20時
