仲間と共に

デパート潜入編7 ページ30

大貴side





「休憩入っていいわよー」




慧「あぁ〜…つーかーれーたー」


大「ほんと。こんなに元気に子供の相手をぶっ通しで5時間続けたのか…辛かったー」


慧「のどかわいちゃった。大ちゃん、飲み物買いに行くがてらに光とやぶのとこいこ？」


大「おっけー」








慧「光ー！山ちゃーん！ちねーん！」


涼「あ、いのちゃん、大ちゃん。来てくれたんだ」


大「売り上げどーよ？」


光「山田と知念のおかげでめっちゃ売れてる」


涼「光くんもその一員だよ。」



どうやらイケメン2人とかわいい子1人のおかげで売り上げはすごいみたい。



てか、せんせーションズの誰がやっても売り上げ伸びると思う。

なかなかみんなイケメンだからね。




涼「どう？犯人に関する情報得た？」


大「ダメ。なんもわかんない。てか、子供の相手しながらどうやって情報ゲットすればいいのよ。」


涼「それもそうだね」


知「僕たちの方も何の情報もなし。」


慧「じゃ次やぶたちのとこ行ってくる」


知「あー…いのちゃが行っちゃう〜…」


慧「仕事が終わればまた会えるからね？じゃあね」




思ってたより塩対応なんだよね、いのちゃん。



慧「バカ売れだって。すごいね？」


大「みんなイケメンだもん」





慧「やぶぅ！たかきー！ゆーとけーと！」


雄「あれ、伊野尾くん有岡くん？どうしたの？」


大「休憩時間だから遊びに来た！」


慧「ちょっと違う。犯人のことなんかわかったか聞きに来たの。」


大「そうだっけ？」


慧「ねえ、やぶぅは？」


裕「圭人と一緒にトイレ行ってるよ。もう戻ってくるんじゃないかな？…あ、ほら！来たよ」


薮「あれ？伊野尾？…と大ちゃん」


大「俺はついでかーい！」


圭「なんでいるの？」


大「調査！」


圭「？」


雄「で、本題だけどこっちはなんの情報もなかったよ。そっちは？」


慧「こっちも何もなかったよ。」


薮「何の話？」


慧「犯人の話」


圭「…！薮くん！犯人って、さっきの！」


薮「あ、そうだった。」


大「なんなわかったの？」


薮「さっきトイレ行った帰りにお客さんの話が聞こえたんだけど…」


圭「4Fにね、怪しい人がいたんだって。全身真っ黒なんだって。」


薮「どの辺にいるのか聞いたんだけど4Fをうろちょろしてるからわかんないらしい」


慧「おしいなー。場所がわかれば逮捕できたのに」





どうしよっか？








あ！俺いいこと考えた！

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