仲間と共に

まずはおはよう ページ3

涼介side



朝、ご飯を作ろうと思ってリビングに行くと既に光くんがいた。いつも任せちゃって悪いな。


涼「おはよう光くん。おれも手伝うよ」


光「おー。おはよう山田。助かるわ。9人分って多いんだよな。」


涼「それをいつも1人でやっちゃう光くんには本当に感謝してますよ。」


光「やめろよ///照れる。料理できんのが俺とお前しかいないんだからしょうがない。」


涼「ほんとだよね。なんで9人もいて2人しか料理できないんだろ。」


光「まあ今に始まった事ではないからな。」


喋りながらやっているとあっという間に終わった。


光「うし、山田。みんな起こしてきて。俺運んどくから。」


涼「りょうかーい」




わかってると思うけどせんせーションズは1つの家にみんなで住んでるの。本当の自分の家には滅多に帰らない。まず最初は薮くんといのちゃん。薮くんはすぐには起きないけどいのちゃんがすぐ起きてくれるから楽。


ガチャ


涼「いのちゃーん！起きてー！」


慧「ん〜…おはよう山田。」


涼「薮くん起こすから来て。」


慧「ふぁーい」


やっぱり寝起きがいいね、いのちゃんは。それに比べてこいつは。


涼「薮くーん…おきてー」


慧「おい薮！起きろ！」


いのちゃんはさっきから薮くんをペシペシ叩いてる。すると…


薮「！いって！えっ？なになに？誰かが俺のことを叩きまくってる気がする…」


いやいや、気がする。じゃなくてしてるんですよ。


慧「えー？誰だろ？叩かれる夢でも見たんじゃないの？」


薮「そう…なのかな？」


騙されてますよ。リーダー。


涼「先下降りてていいよ。俺他の人起こしてくるから」


薮「サンキューな」




次は裕翔と圭人。この2人はどちらも寝起きがいいから起こすのは1番楽。


涼「裕翔ーおきてー…るね」


裕「うん。おはよう山ちゃん」


涼「下降りてて」


裕「はーい」


ね？言われなくても起きてるいい子なんですよ。


涼「圭人？起きてる？」


圭「goodmorning！山ちゃん」


涼「はいおはよう。ご飯できてるよ」


この子も言われなくても起きてる子なんです。


次は知念。起こしに行くと絶対起きてる。


涼「ちねーん。ご飯できたから降りてきな」


知「わかったー。」



これで寝起きのいい人たちはみんな起こした。
あとはラスボス2人だな。ほんとこいつらはぜんっぜん起きない。起こしにいって起きてた試しなんてない。めんどくさいと思う気持ちを胸に俺はその扉を開けた。

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