国物語【２】

こよみトリップ51 ページ7

翼「！！」

翼が逃げようとするが、菊に腕を掴まれ引き寄せられ
翼は菊の腕の中に入った

翼「助けｔ!!」

翼が菊に口を塞がれる

菊「あまり大きな声出さないでください。爺は耳が弱いのです」

翼「んんん!!」

助けて・・・阿良々木君・・・！

・・・・

暦「ん？」

王耀「どうしたあるか？」

暦「今誰かの声が聞こえたような・・・」

王耀「声？」

アーサー「気のせいじゃないか？」

暦「・・・気のせいか」

ロヴィーノ「でも、どうして俺達が怪異なんかに取り付かれてたんだ。」

暦「フェリシアーノに触れたからだろ。」

ロヴィーノ「？ 確かに触れたけど、それがどうしたんだよ」

暦「騙龍に騙された人間に触れると、触れた相手も騙されるらしいんだ。
だから最初に怪異に取り付かれたのは・・・」

アーサー「フェリシアーノだったわけか・・・」

イヴァン「・・・」

王耀「・・・」

暦「なあ、ロヴィーノ。さっき怪異に取り付かれる前
フェリシアーノを無視してたって言ったよな。
どうして無視をしていたんだ？」

ロヴィーノ「!! それは・・・」

イヴァン「強くするためだよ。
フェリシアーノ君を少しでも強くするために皆で無視をしていたんだよ」

王耀「それがまさか・・・こんなことになるなんて思わなかったある」

アーサー「・・・すまない、暦」

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